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アリババなど、AIにネットショップを1年任せる模擬実験 稼ぐAIも詐欺や資金切れに弱さ
アリババのQwen Teamなどの研究者が、AIにネットショップを1年間任せる模擬実験の論文を公開した。18種類のAIで試すと、元手を約14倍にしたAIがあった一方、どのAIも詐欺の業者にお金を払い、90回中10回は資金が尽きて破産した。
授業中のスマホを箱に預けると成績が少し上向く インド1万6千人超の試験、Science掲載
インドの大学など10校で、授業の初めにスマホを箱に預けるクラスと、ふだんどおりのクラスに学生を無作為に分けて比べた。預けたクラスは平均の成績が0.073標準偏差高く、成績が低かった学生ほど伸びが大きかった。学術誌Scienceの論文だ。
恒星間彗星3I/ATLAS、太陽の熱で表面が数m削られたと推定 米大学の論文
米ミシガン州立大学の研究者は、太陽系の外から来た彗星3I/ATLASが、太陽に近づいた間に表面を少なくとも約1.7〜5.2m失ったと見積もった。ちりも含めると10mを超える可能性がある。論文は、観測をつないだ概算で下限の値だとしている。
5億年前から続く貝に似た「腕足動物」、最も近い親戚はコケムシとホウキムシ 遺伝子で家系図
英ブリストル大学などの研究チームは、貝に似た海の動物「腕足動物」の家系図を遺伝子で描き直した。最も近い親戚はコケムシとホウキムシで、殻の材料が進化の途中で入れ替わった可能性も示した。論文は「Science Advances」に載った。
「火のアメーバ」、63℃でも分裂 核を持つ細胞の生き物の耐熱記録を塗り替えたと報告
米シラキュース大学などの研究チームは、米国の国立公園の温泉の流れで見つけたアメーバが、63℃で分裂して増えると報告した。核を持つ細胞の生き物で、60℃を超えて増えると示された例はこれまで無かったという。論文は学術誌「Cell」に載った。
ゴッホ「星月夜」の空は1889年7月22日ごろの夜明け前か 韓国の研究チームが推定
韓国の会社SLLABと慶熙大学の研究チームは、ゴッホの名画「星月夜」の空が、1889年7月22日ごろの夜明け前の空とよく合うとする論文を発表した。月と金星、星の集まりの位置を計算して比べ、「6月に描いた」という通説の見直しを求めている。
1500℃を超えても固体のままの「超イオン氷」、3つ目の形を実験で確認 天王星と海王星の奥にあるかもしれない氷
フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)などの研究チームは、ごく少しの水を約200万気圧まで押しつぶしながらレーザーで熱し、酸素の原子が「六方最密」という並び方をした超イオン氷を、初めて実験で確かめた。約1800K(およそ1500℃)を超える熱さでも固体のままの氷で、超イオン氷の形としては3つ目になる。論文は2026年9月に米国物理学会の学術誌に載った。
セキセイインコの歌と身ぶり、同じ神経細胞に両方の信号が混在と研究陣が報告
セキセイインコの歌と頭の動きを調べた研究で、同じ神経細胞に発声と身ぶりの両方に関わる活動が見つかった。相手との組み合わせが変わると、共有する歌と身ぶりの型も新たに生まれたという。論文はプレプリントだ。
モスクワで「ロシア初」の脊髄移植 中国の医師も参加、執刀医は「世界初」と主張 効果を示す論文はまだ無い
モスクワ市のソビャーニン市長は10月16日、市内の救急医療の研究所で、ロシアで初めての脊髄の移植手術を行ったと発表した。手術は12時間かかり、中国の医師も加わった。報道によると、執刀医は「世界初」と話しているが、手術のやり方や効果を示す論文はまだ出ておらず、ほかの専門家による確認もない。
Google DeepMindのAI 4体が協力してマインクラフトをクリア 27時間14分、役割は自分たちで分担
Google DeepMindの研究者が、AIのエージェント4体がチームを組み、人の手を借りずに「Minecraft」を最後までクリアしたとする論文を公開した。役割は4体が自分たちで分け、27時間14分で最後のボスを倒した。周りの様子を正確に教える道具を使い、難しさは「イージー」だったなど、限界も示している。
オスのマウス1匹から、オスとメスのクローンを作り子孫も誕生 山梨大などがY染色体を取り除く方法、査読前の論文
山梨大学や理化学研究所などのチームが、オスのマウス1匹の体の細胞から、オスとメスの両方のクローンを作り、その間に子どもを生ませることに成功したとする論文を公開した。ゲノム編集で胚からY染色体を取り除き、オスをメスにする。絶滅しそうな動物を守る技術につながると期待される。論文は専門家の査読をまだ受けていない。
短い動画をよく見る若い人ほど、出来事の記憶が弱い傾向 スタンフォード大学などの研究、注意力とは関係が見られず
TikTokやInstagramの短い動画をよく見る18〜24歳の人ほど、見たものの記憶が弱い傾向があったと、スタンフォード大学などの研究チームが発表した。スマートフォンが記録した利用時間を使って調べた。一方、注意を保つ力とは関係が見られなかった。まだ専門家の査読を受けていない論文で、原因と結果を示したものではない。
人の腎臓サイズのブタ腎臓、最長1年間の低温保存後に機能回復を研究チームが報告
研究チームは、人の腎臓に相当する大きさのブタ腎臓を−150℃で最長1年間保存し、機能回復を確認したと報告した。氷を作らず固める方法と電磁気による加温を組み合わせた成果で、研究論文はプレプリントとして公開された。
ウェッブ望遠鏡、宇宙が生まれて10億年あまりのころの超新星らしき光をとらえる 爆発から4〜10日ほどの早い段階
米国の研究チームが、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、遠い宇宙の銀河に急に明るくなった天体を見つけた。光が出たのは宇宙が生まれて10億年あまりのころで、星の大爆発(超新星)を、爆発から4〜10日ほどでとらえた可能性が高いという。論文は専門家の審査(査読)の前の段階だ。
194歳のゾウガメ「ジョナサン」の遺伝子を調べたら 長生きの手がかりは、細胞のエネルギーを作る遺伝子に
世界で最も長生きしている陸の動物とされる、194歳のゾウガメ「ジョナサン」の遺伝子を、国際的な研究チームが詳しく調べた。ほかのゾウガメと比べ、老化に関わる仕組みの多くに、ジョナサンだけの遺伝子の違いが見つかった。論文は10月9日に科学誌「Science Advances」に載った。
直径2.5kmなのに約4分で1回転 ルービン天文台のデータから、最大の「超高速で回る小惑星」が見つかる
米国の研究チームが、ルービン天文台の観測データから、直径およそ2.5kmの小惑星が約4分で1回転していることを見つけた。これほど大きな小惑星は、速く回るとばらばらになるはずだと考えられてきた。論文は査読の前の段階で、確認の観測が待たれる。
AIキャラとの会話が続くと幸福度が下がる傾向 スタンフォード大などが利用者を1年追跡
米スタンフォード大学などの研究チームが、AIキャラクターと話すアプリ「Character.AI」の米国の利用者を約1年追いかけた論文を公開した。AIと深く関わり続ける人ほど、人と直接会う時間が少なく、幸福度が低い傾向が見られたという。