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温暖化なのにチベット高原の凍土で氷が増えた 降水6割増で、ただし一時的
チベット高原の永久凍土の約35%で、温暖化のなか地下の氷が増えていた。北京大学などのチームによると、偏西風が運ぶ雨と雪が増え、地下の深い層で凍り直したためだ。チームは、この氷は一時的なものとみている。
彗星が生命のもとを運んだ説、起きても「一度きりの偶然」 ケンブリッジ大の計算
生命のもとになる分子を彗星が地球に運んだという、100年近く続く説に疑問が出た。英ケンブリッジ大学などは、彗星は速く急な角度でぶつかるため、分子はほぼ蒸発すると計算した。運べたとしても「一度きりの偶然」だという。
放射線帯の「破れない壁」の内側で電子が誕生 巨大宇宙嵐で「あらせ」が初観測
地球を取り巻く放射線帯には、危険な電子を通さない「破れない壁」があるとされてきた。2024年5月の巨大な宇宙嵐では、その内側で電子が新たに生まれていた。名古屋大学や京都大学などが、衛星「あらせ」の観測で突き止めた。
国連環境計画「今の政策では今世紀に2.8度上昇」 1.5度に戻すには2035年までに排出45%減が必要 排出ギャップ報告書2026
国連環境計画(UNEP)は10月21日、「排出ギャップ報告書2026」を公表した。今の政策のままでは、今世紀中に気温が産業革命前より2.8度上がるおそれがある。1.5度を一時的に超えても今世紀末までに戻すには、世界の温室効果ガスの排出を2025年と比べて2030年に18%、2035年に45%減らす必要があるとした。
NASA、SR-1 Freedomの原子力電源開発が進展、宇宙で推進実証へ
NASAはSR-1 Freedomの原子力電源開発の進展を発表した。原子炉の熱を電力に変え、深宇宙での推進実証を目指す計画だ。打ち上げは2028年後半を予定し、原子炉は地球周回軌道を離れるまで作動させない。
JAXA主導の火星衛星探査機MMXが打ち上げ、ESAも通信と研究で協力
火星衛星探査機MMXが2026年10月20日4時41分(日本時間)、種子島宇宙センターから打ち上げられた。JAXAは21日、太陽電池パドルの展開など打ち上げ直後の重要な運用を終え、探査機が健全だと確かめた。JAXAが主導し、ESAも通信や研究で協力する。フォボスの試料採取と地球への帰還を目指す計画だ。
ボイジャー1号、11月18日に地球から「1光日」へ 光でも丸1日かかる距離に人工物で初めて届く 打ち上げから49年
1977年に打ち上げられたNASAの探査機ボイジャー1号が、日本時間の11月18日午後7時16分ごろ、地球から「1光日」の距離に届く。光が24時間かけて進む約259億kmの距離で、人が作った物がここまで遠くへ行くのは初めてだ。
「うるう秒」、2027年5月20日で廃止 国際度量衡総会が決議 半世紀続いた1秒の調整に幕、地球の自転とのずれは1時間まで容認
計量の国際ルールを決める国際度量衡総会は10月15日、世界の時刻の基準「協定世界時(UTC)」を2027年5月20日から途切れない時刻にすると決めた。地球の自転とのずれを埋めるために1972年から27回入れてきた「うるう秒」は、事実上なくなる。うるう秒はコンピューターの障害の原因になってきた。
JAXAの火星衛星探査機MMX、打ち上げに成功 フォボスの試料を持ち帰る旅へ、NASAも観測装置などで協力
JAXAの火星衛星探査機MMXが、10月20日未明にH3ロケット10号機で種子島から打ち上げられ、予定の軌道に入った。火星の衛星フォボスの試料を地球に持ち帰り、衛星の起源を調べる計画で、NASAも観測装置や試料採取の技術を提供している。
ESA、JAXA主導の火星衛星探査MMXが2026年10月20日打ち上げへ
ESAは、JAXAが主導する火星衛星探査計画MMXの打ち上げ予定を発表した。日本時間2026年10月20日午前4時41分に種子島宇宙センターを出発する予定で、フォボスの試料を地球へ持ち帰ることを目指す。
NASAの火星車Perseverance、累計走行距離で地球外記録を更新
NASAの火星車Perseveranceが累計45.22キロを走り、地球外の走行記録を更新した。NASAは、地形を見て進路を決める自律走行の仕組みを大きな要因に挙げている。探査の意味と今後の予定を整理する。
ESAのソフィー・アデノが初のISS任務から帰還、欧州の最長記録を更新
ESAのソフィー・アデノ宇宙飛行士が、初の国際宇宙ステーション任務から帰還した。宇宙での滞在は237日5時間18分で、地球を3,700周以上回った。ESAによると欧州の単一宇宙飛行の最長記録を更新し、健康研究や材料科学などの実験も行った。
東京大学、「富岳」で全球大気を220m間隔で計算、雲の内部構造を細かく再現
東京大学は「富岳」を使い、地球全体の大気を水平格子間隔220mで計算したと発表した。同大学によると全球大気計算で世界最高の解像度。積乱雲の内部を細かく表す一方、雲の再現には乱流の表現方法の改良も必要だという。
NASAのSpaceX Crew-12が地球に帰還、237日間の任務を終了
NASAのSpaceX Crew-12が地球に帰還した。4人は国際宇宙ステーションに7カ月以上滞在。NASAによると、幹細胞の生産や点滴液を作る技術、宇宙飛行士の健康維持に関する研究に取り組んだ。
ESA、Sentinel-3Cの初の地球画像を公開 海面や氷床の観測値も
ESAがSentinel-3Cの初の地球画像と観測値を公開した。打ち上げからわずか2週間で、海の色や氷の様子、海面の高さを捉えた。正式な運用に向けた確認・調整は続き、完了までさらに5カ月かかる予定だ。
ESA、ソフィー・アデノ氏らの地球帰還を生中継へ、着水までを伝える
ESAは、ソフィー・アデノ氏ら4人の地球帰還を生中継する予定だ。着水は日本時間2026年10月9日0:34にカリフォルニア沖を予定。約8カ月ぶりに陸地へ戻る計画で、帰還と中継の時刻は変更される可能性がある。
ウェッブ望遠鏡が「星のゆりかご」を撮影 ちりに隠れた若い星が姿を現す
NASAと欧州宇宙機関(ESA)は10月6日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が地球から約3,300光年離れた星の誕生の場「NGC 7129」を撮影した画像を公開した。ちりの雲に隠れていた多くの星が写っている。