ESA、ソフィー・アデノ氏らの地球帰還を生中継へ、着水までを伝える
ESAは、ソフィー・アデノ氏ら4人の地球帰還を生中継する予定だ。着水は日本時間2026年10月9日0:34にカリフォルニア沖を予定。約8カ月ぶりに陸地へ戻る計画で、帰還と中継の時刻は変更される可能性がある。
- ●ESAがソフィー・アデノ氏ら4人の帰還を生中継予定
- ●着水は日本時間2026年10月9日0:34の予定
- ●帰還と中継の時刻は変更される可能性がある
宇宙飛行士が地球へ戻る過程に関心がある人には、離脱と着水を映像で知る機会となる。
予定どおりに進めば、4人は約8カ月ぶりに陸地へ戻り、アデノ氏は帰還後の活動を始めることになる。
欧州宇宙機関(ESA)は、宇宙飛行士ソフィー・アデノ氏ら4人の地球帰還を生中継する予定を発表した。着水は日本時間2026年10月9日0:34に、カリフォルニア沖を予定している。
4人が宇宙ステーションから帰還へ
帰還するのは、Crew-12という乗組員のグループの4人だ。国際宇宙ステーションからの離脱は、日本時間2026年10月7日21:05ごろの予定とされている。帰還にはSpaceXの宇宙船Dragonを使う。
アデノ氏は、初の宇宙任務「εpsilon」で2026年2月13日に打ち上げられた。史上2人目のフランス人女性宇宙飛行士である。2026年9月3日には、宇宙ステーションでの連続滞在200日に達した。
任務中は健康、材料科学、生物、流体、放射線などの欧州の実験を行った。将来の探査に向けた試験には、新型運動装置E4Dも含まれる。金属3D印刷、つまり金属を立体に造形する技術も軌道上で試験した。
かんたんに言うと、熱から守られながら戻る
地球へ戻る際の大気圏再突入とは、宇宙船が地球を包む空気の層へ入ることだ。ESAによると、このとき宇宙船が受ける熱は最大1600℃に達する。
Dragonには耐熱シールドという、高温から船体を守る部分がある。身近なたとえなら、熱いものと中身の間に置く保護板のような役割だ。ESAは、この耐熱シールドが大気圏突入時の高温から船体を守るとしている。
着水後は回収チームが4人を迎える。4人は約8カ月ぶりに陸地へ戻る予定だ。中継されるのは、宇宙ステーションからの離脱と着水である。
日本では、中継時刻は深夜にかかる
着水の中継は、日本時間2026年10月8日23:20に開始予定だ。配信先はESA Web TVとESAのYouTubeチャンネルで、離脱も生中継する予定となっている。記載した時刻は、発表のGMT(世界の時刻の基準)から日本時間に換算したものだ。
ただし、帰還の日程と中継時刻は変更される可能性がある。予定時刻は、実際の離脱や着水が完了したことを示すものではない。日本との関わりは発表には書かれていない。
まとめ
今回の発表は、アデノ氏ら4人が地球へ戻る節目を伝えるものだ。アデノ氏は帰還の数時間後、ドイツのケルンへ飛行機で移動する予定である。帰還後は欧州宇宙飛行士センターと近隣の:envihab施設で活動を始める計画だ。予定どおりに進めば、宇宙での任務から帰還後の活動へ移ることになる。