次のXbox「Project Helix」は2028年、値段は社内で1,200〜1,800ドルと試算か 携帯機は2027年と米Fortune
米経済誌Fortuneは、Xboxが次世代の携帯ゲーム機を2027年の年末商戦までに、次の据え置き機「Project Helix」を2028年の年末商戦までに出す計画だと報じた。Helixの値段は、社内で1,200〜1,800ドルと試算されているという。Microsoftは値段や発売の時期を発表していない。
この記事は、報道や本人・会社の投稿をもとにした話題です。会社などの正式な発表ではなく、内容が変わることがあります。出典は記事の最後にあります。
ガジェット- ●米Fortuneによると、Xboxは次世代の携帯機を2027年の年末商戦までに、次の据え置き機を2028年の年末商戦までに出す計画だ
- ●据え置き機「Project Helix」の値段は、社内で1,200〜1,800ドルと試算されている。Microsoftが費用の一部を持たなければ、という条件つきだという
- ●Microsoftは、Project Helixの値段や発売の時期を発表していない。公式に示しているのは、2027年から開発者に試作機を配ることまでだ
次のXboxを待っている人は、出るのは2028年で、値段も今の機種よりかなり高くなるかもしれない。いまのXbox Series X|Sのゲームを遊ぶなら、すぐに買い替えを急ぐ理由は小さい。値段は、部品の値上がりと、Microsoftが費用を持つかどうかで変わるので、正式な発表を待ちたい。
Microsoftは、2027年から開発者向けに試作機を配る予定だ。報道どおりなら、先に携帯機が2027年に出て、据え置き機は1年遅れる。値段が決まるのは、まだ先になりそうだ。
米経済誌Fortuneは2026年10月20日、Xboxを率いるアシャ・シャルマCEOを取材した記事で、Xboxの次のゲーム機の計画を報じた。次世代の携帯ゲーム機を2027年の年末商戦までに、次の据え置き機を2028年の年末商戦までに出すという。据え置き機「Project Helix(プロジェクト・ヘリックス)」の値段は、社内で1,200〜1,800ドルと試算されているとしている。Microsoftは、値段や発売の時期を発表していない。
Fortuneが伝えたこと
Fortuneは、シャルマ氏への取材と、事情を知る人の話をもとに、次のように伝えた。
- 出す順番: 次世代の携帯機を2027年の年末商戦までに、次の据え置き機を2028年の年末商戦までに出す計画だ
- 値段の試算: Helixの値段は、今のところ社内で1,200〜1,800ドルと試算されている。Microsoftが費用の一部を持って値段を下げなければ、という条件つきだ
- 開発を急ぐ: Helixの開発の締め切りは少なくとも数か月前倒しになり、開発チームはAIも使って作業を急いでいるという
- ソフトをめぐる対立: 携帯機に載せるソフトをめぐり、Windowsのチームは「Windows Home」を軽くしたものを使いたがり、Xboxのチームは自分たちのソフトを作りたがった。Xboxの幹部が、Windowsを使うなら携帯機の計画をやめるとまで言ったこともあり、今は主にXboxの側がソフトの方向を決めているという。シャルマ氏は「Helixを私たちだけで作ることはできない」と、今も両チームが近くで協力していると話した
- Game Passの作り直し: 月額制の遊び放題のサービス「Game Pass」を、クラウドでの遊びやオンラインの対戦などを、必要な分だけ選んで足せる形に作り直す計画もあるという
Microsoftが公式に言っていること
Microsoftは2026年3月11日、ゲーム開発者の催し「GDC」に合わせ、Xbox Wireで次世代機「Project Helix」を明らかにした。Xboxのゲーム機向けのゲームと、パソコン向けのゲームの両方を遊べるように設計し、AMDと共同で作る専用のチップを使う。2027年から、開発者に試作機を配る計画だとしている。値段や、一般向けに出す時期は示していない。
なぜ高くなりそうなのか
背景には、メモリーや記憶装置の部品の値上がりがある。VGCによると、ソニーの次のPlayStationでも、メモリーと記憶装置の部品だけで1台あたり680ドルを超えるとの話が出ている(関連記事: PS6の部品代、メモリーとSSDだけで680ドル超えか)。業界の分析家からは、次の世代のゲーム機は1,000ドルを超えるのが当たり前になるとの声も出ている。
Fortuneは、第三者の推計として、今の世代のXboxの販売台数は、PlayStation 5の3分の1を少し超える程度にとどまっていると伝えた。ゲーム機は、本体を安く売って、あとからゲームやサービスで稼ぐことが多い。ただ、Xboxの事業に余裕がなければ、本体の値段を下げるための費用を持つのも難しくなる(TECHNOVAの見方)。
かんたんに言うと
次のXboxは、パソコンのゲームも遊べる「ゲーム機とパソコンの間」のような機械になる。そのぶん中身は高性能で、部品も値上がりしている。Microsoftが値引きの分をかぶらなければ、高性能なゲーム用パソコン並みの値段になりかねない、という話だ(TECHNOVAの見方)。
日本ではどうなるのか
Project Helixを日本で出すかや、日本での値段は分かっていない。Xboxのゲームを持ち歩いて遊ぶ機械としては、ASUSが日本でも出す携帯機がある(関連記事: ASUS、ROG XBOX Ally X20を日本発売へ)。
まとめ
Fortuneによると、Xboxは2027年に次世代の携帯機を、2028年に次の据え置き機「Project Helix」を出す計画で、Helixの値段は社内で1,200〜1,800ドルと試算されている。Microsoftは値段も時期も発表しておらず、まだ報道の段階だ。部品の値上がりが続くなか、次のゲーム機は高くなる流れが強まっている。
- Fortune「The non-gamer CEO racing to save Microsoft’s Xbox」(2026年10月20日)
- VGC「Report claims next Xbox is targeting 2028 and could cost between $1,200 and $1,800」(2026年10月20日)
- Notebookcheck「Project Helix price leaks as high as $1800 with 2028 release date for Xbox console」(2026年10月20日)
- Xbox Wire「Project Helix: Building the Next Generation of Xbox」(2026年3月11日)
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月21日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。