Apple、iPhone DuoとiPhone 18 Pro向け米国製部品の提携拡大
AppleがiPhone DuoとiPhone 18 Pro向けの素材・部品を供給する企業との提携を発表した。米国でガラスやチップの生産を拡大する。完成品の新たな発売案内ではなく、製造を支える企業の動きだ。
ガジェット- ●Appleが最新iPhone向け素材・部品の米国での提携を拡大
- ●Broadcomとの契約で米国製チップを150億個超生産予定
- ●日本での提供は発表されていない
iPhoneを選ぶ人にとって、画面を覆うガラスや顔認証を支える部品がどこで作られるかに関わる発表だ。
2026年末までに、世界で販売するiPhoneとApple Watchの全カバーガラスがケンタッキー州の工場製になる予定だ。
Appleは2026年10月20日(米国時間)、米国企業との新規・拡大提携を発表した。提携先はiPhone DuoとiPhone 18 Pro向けの重要素材・部品を供給する。
何が発表されたのか
今回の発表の中心は、完成品の発売ではなく、素材や部品を作る体制だ。ガラス、通信に使う部品、顔認証を支える技術などが対象となる。
Broadcomは15億ドルの設備投資で、コロラド州の工場を拡張・近代化する。同工場は幅広いApple製品向けに、先端の無線周波数部品を生産する。これは、無線通信の電波を扱う部品だ。複数年契約では、米国製チップを150億個超生産する予定となっている。
Corningはケンタッキー州で、Apple向けの特殊ガラスを生産している。対象には、画面を覆うガラスのCeramic Shieldも含まれる。
また、TSMCはアリゾナ工場で先端チップの生産を拡大する。対象はiPhoneやiPad、Apple Watchだ。Appleによると、同工場は2026年に同社向けチップを1億個超生産する。
かんたんに言うと
スマートフォン作りを料理にたとえると、今回は完成した料理ではなく、材料を用意する側の発表だ。ガラスやチップなど、異なる役割の素材・部品を作る企業との提携をまとめて示している。
たとえばCoherentは、テキサス州の工場から新たな垂直共振器面発光レーザー技術を供給する。これはレーザー光を出す技術の一種だ。Appleによると、iPhoneやiPadの顔認証機能であるFace IDなどを支える。
チップを作った後の工程にも動きがある。Amkor Technologyはアリゾナ州で、同社初の量産向けパッケージング・検査施設を建設中だ。パッケージングとは、チップを保護し、製品に組み込める形にする工程を指す。Appleは新施設の初期顧客の1社になる予定だ。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。今回の資料には、日本向けの発売時期や価格などの記載はない。
発表されているのは米国での素材・部品の供給体制であり、日本向け製品の販売案内とは分けて読む必要がある。
まとめ
Appleは、素材の生産からチップの製造、検査まで、米国での製造を支える提携を示した。
2026年末までには、世界で販売するiPhoneの全カバーガラスを、Corningのケンタッキー州の工場製にする予定だ。世界で販売するApple Watchの全カバーガラスも、同じ時期までに同工場製にする予定となっている。
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チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月20日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。