PS6、メモリとSSDの部品だけで680ドル超か 部品に詳しい人物が書き込み、本体は「1,000ドル超え」の心配も
ソニーの次のゲーム機「PlayStation 6(PS6)」について、ゲーム機の部品の情報に詳しいとされるKeplerL2氏が、海外の掲示板で「メモリとストレージの部品だけで680ドルを超える」と書き込んだ。AIのデータセンターがメモリを大量に使い、値段が上がっていることが背景にある。海外のメディアは、本体の値段が1,000ドルを超えるのではと伝えている。ソニーはPS6の仕様も値段も発表していない。
この記事は、報道や本人・会社の投稿をもとにした話題です。会社などの正式な発表ではなく、内容が変わることがあります。出典は記事の最後にあります。
ガジェット- ●部品の情報に詳しいとされるKeplerL2氏が、PS6のメモリとストレージの部品だけで680ドルを超えると書き込んだ
- ●AIのデータセンターがメモリを大量に使い、値段が上がっている。海外のメディアは、本体が1,000ドルを超える心配を伝えた
- ●ソニーはPS6の仕様も値段も発表していない。書き込みの数字の根拠も示されていない
PS6を待っている人は、今のPS5より高くなる可能性があると覚えておきたい。日本では、PS5 Proの希望小売価格が137,980円(税込)と、今の機種でもすでに高い。PS5を今買うか、PS6を待つかを考えるときの材料の一つになる。
PS6がいつ出るかも、ソニーは発表していない。Eurogamerは、早くても2028年とみている。メモリの値上がりが続けば、発売の時期や値段に響く可能性がある。
ソニーの次のゲーム機「PlayStation 6(PS6)」をめぐり、ゲーム機の部品の情報に詳しいとされるKeplerL2氏が2026年10月16日、海外の掲示板「NeoGAF」で「RAM + NAND alone is over $680」と書き込んだ。PS6に使うメモリとストレージの部品だけで、1台あたり680ドルを超えるという意味だ。ソニーはPS6の仕様も値段も発表しておらず、うわさの段階だ。
RAMは、ゲームを動かしている間にデータを置いておく作業用のメモリ。NANDは、ゲームなどを保存するSSDに使う記憶用の部品だ。
何が書き込まれたのか
掲示板では、ほかの利用者が「ソニーが損を覚悟して、680ドルで出すこともできるのでは」と書いた。KeplerL2氏はこれに答える形で、メモリとストレージだけで680ドルを超えると書き込んだ。
- 設計を決めたころは安かった: VGCによると、KeplerL2氏は、ソニーがPS6の設計を固めたころは、これらの部品はずっと安かったとも書いている
- これまでの見積もり: Push Squareによると、KeplerL2氏は3月には、PS6を作る費用を約760ドルと見積もっていた。7月には約960ドルに上がったとしていた
- メモリの量: Numeramaによると、KeplerL2氏は、PS6のメモリを30GBのGDDR7としている。今のPS5は16GBのGDDR6だ
- 根拠は示していない: Eurogamerによると、KeplerL2氏は、どうやってこの数字を出したかを示していない
VGCは、KeplerL2氏をAMDの部品について過去に正しい情報を出してきた人物としている。ただ、今回の数字をソニーが認めたわけではない。
なぜ高くなるのか
VGCやNumeramaによると、メモリとストレージの値段は、AIのデータセンターが大量に使っていることで上がっている。ゲーム機に限らず、多くの電子機器の値段が上がっている。
しかも、680ドルには、CPUとGPUをまとめた中心の半導体や、冷やす仕組み、電源などは入っていない。Push Squareは、本体の値段が1,000ドルを超えるのではという心配を伝えている。
家を建てる前に、木材の値段が大きく上がったようなものだ。設計を決めたときより材料が高くなれば、同じ家でも、値段を上げないと採算が合わない(TECHNOVAの見方)。
Eurogamerによると、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの西野秀明社長は6月、投資家に向けて「原則として、ハードウェアを大きな赤字で売るつもりはない」と話している。
専門家の見方は分かれる
VGCは、業界の専門家の見方を伝えている。
- Aldoraのヨースト・ファン・ドルーネンCEO: 次の世代のゲーム機は2028年まで出ないかもしれず、出るときは1,000ドルが最低になると見る
- Newzooのマヌ・ロジエ氏: 高い上位のモデルは1,000ドルを超えるかもしれないが、基本のモデルは、買う人の気持ちや売り方の面から999ドル以下に抑えるとみる
VGCによると、マイクロソフトも次のXbox(開発名「Project Helix」)を開発していると明らかにしていて、費用をまかなうために新しい商売の形を考える必要があるとしている。
日本ではどうなるのか
PS6は発表されておらず、日本での値段や時期も分からない。
今のPS5も、海外では値上げが続いている。VGCによると、PS5は発売のときより50%以上高くなった。日本では、PlayStationの公式サイトで、PS5 Proの希望小売価格は137,980円(税込)と案内されている。一方、日本だけで売られている「PS5 デジタル・エディション 日本語専用」は55,000円(税込)だ(関連記事: 黒いPS5が11月19日に数量限定で発売、PS5 Pro、品薄は2027年はじめまで続くか)。
かんたんに言うと
PS6の中に入れるメモリとSSDの部品だけで、680ドルを超えるという書き込みが出た。AIのためにメモリの値段が上がっているためで、本体が1,000ドルを超えるのではと心配されている。ただ、ソニーは何も発表しておらず、数字の根拠も示されていない。
まとめ
部品の情報に詳しいとされるKeplerL2氏によると、PS6のメモリとストレージの部品だけで680ドルを超える。AIのデータセンターがメモリを大量に使っていることが背景にあり、海外のメディアや専門家の間では、本体の値段への心配が広がっている。PS6の値段や発売の時期は、ソニーの正式な発表を待ちたい。
- NeoGAF「KeplerL2: PS6 is 40 TFLOPs and Helix is 56 TFLOPs」のKeplerL2氏の書き込み(2026年10月16日)
- Eurogamer「The PS6's memory and storage alone reportedly cost more than $680」(2026年10月18日)
- VGC「PlayStation 6's memory costs alone exceed $680 per console, it's claimed」(2026年10月18日)
- Push Square「PS6 Price Tag Facing $1,000+ Nightmare as AI Data Centres Send Component Costs Soaring」(2026年10月18日)
- Numerama「La mémoire de la PS6 coûterait plus cher que la PS5」(2026年10月19日)
- PlayStation(日本)「PlayStation 5 Pro」
- PlayStation(日本)「PS5 デジタル・エディション 日本語専用」
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。