Bluesky、AIの「Attie」でミニゲームや投票のページを作れるように
Blueskyが、AIを使うアプリ「Attie」に小さなWebサイトを作る機能を加えた。作りたいものを言葉で伝えると、ゲームや投票、アンケートのページができる。招待制のベータ版で、日本で使えるかは案内されていない。
AI- ●BlueskyのAIアプリAttieに、小さなサイトを作る機能
- ●言葉で頼むだけで、ゲームや投票のページができる
- ●招待制のベータ版で18歳以上。日本は案内なし
Blueskyの仲間と遊ぶクイズや投票を、プログラムを書かずに作りたい人に関わる。ただし使える国は限られる。
Attieは8月に使える国を広げている。日本が対象になるかや、日本語に対応するかが次の注目点になりそうだ。
Blueskyは2026年10月15日(米国時間)、AIアプリ「Attie」に小さなWebサイトを作る機能を加えた。Attieの公式アカウントが「Attie site builder」として発表した。
何が発表されたのか
公式アカウントによると、この日から利用者は小さなページを作れるようになった。例は、AMA(何でも質問を受け付ける企画)、ゲストブック、アンケートだ。見本として、ゲーム「Flappy Butterfly」、投稿者のタイプ診断クイズ、AMAのサイトを公開した。Flappy Butterflyは、よくない意見をよけて「いいね」を集めるゲームだ。
公式サイトは、作れるものとして次の例を挙げる。
- 投票、イベント、ゲストブック、ゲーム、ランキング表
- アンケート、日記、紹介ページ、ダッシュボード(情報をひと目で見る画面)
公式サイトによると、コードは要らず、ふつうの言葉で説明すれば残りはAttieが作る。できたサイトには専用のアドレスが付き、どこにでも共有できる。友だちはBlueskyのアカウントでログインして、投票や参加の返事、記帳ができるという。
かんたんに言うと
Attieは、Blueskyのチームが作ったAIのアプリだ。2026年3月に、招待制の試験版として始まった。最初は、チャットで頼むとフィード(好みの投稿を集めた表示の欄)を作る道具だった。
今回、作れるものが小さなWebサイトに広がった。公式サイトの例では「次のお絵描きのお題をフォロワーに選んでもらう投票を作って」と頼むと、投票のページができる。文化祭の出し物を、言葉で説明して係の人に作ってもらうようなイメージだ。
BlueskyのCEOのトニ・シュナイダー氏は、10月17日(米国時間)の投稿でこの機能を紹介した。開発者でない人でも、ATプロトコル(Blueskyのもとになっている公開の仕組み)の小さなアプリを作れるという。
日本ではどうなるのか
10月15日付のAttieの利用規約によると、Attieは限られた地域で、招待制のベータ版として提供されている。使うには、Blueskyのアカウントと招待があり、18歳以上であることが条件だ。
対象の国や地域の一覧は公開されていない。日本で使えるかどうかと、日本語への対応は発表されていない。公式サイトの画面は英語で、利用料金も案内されていない。Blueskyの日本語公式アカウントは、Attieの情報は@attie.aiのアカウントから発信していると案内している。
使う前に知っておきたいこと
プライバシーポリシーによると、入力した内容や出力などのデータは無期限に保存される。ベータ版の間は、利用者が自分でデータを消す手段もない。応答を作るのには、AnthropicやFireworks AIなど、外部の会社のAIの仕組みを使う。
まとめ
Attieは、プログラムを書けない人でも、SNSの仲間と遊べるページを作れる道具になりつつある。一方で、AIの導入には慎重な声もある。3月30日には、Blueskyのジェイ・グレーバー最高イノベーション責任者が「AIへの懸念は聞いている」と投稿した。そのうえで、AIは投稿を作るためでなく、利用者が自分で決められる幅を広げるために使うと説明していた。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。