YouTube、普通の動画でも低評価ボタンを「…」の奥へ移すテストか 利用者から報告が相次ぐ
YouTubeが、普通の長さの動画で、低評価のボタンを「…」(その他)のメニューの中に移すテストをしているとの報告が、利用者から相次いでいる。パソコンのWeb版の一部で見つかっており、YouTubeは何も発表していない。短い動画の「ショート」では、数か月前に同じ変更があった。
この記事は、報道や本人・会社の投稿をもとにした話題です。会社などの正式な発表ではなく、内容が変わることがあります。出典は記事の最後にあります。
IT- ●YouTubeが、普通の長さの動画で、低評価のボタンを「…」のメニューの中に移すテストをしているとの報告が、利用者から相次いでいる
- ●見つかっているのはパソコンのWeb版の一部の利用者とみられ、YouTubeは何も発表していない
- ●短い動画の「ショート」では、数か月前に同じ変更があった。使い方の手引きを探すときに困るとの声も出ている
低評価のボタンが見当たらないときは、動画の下に並ぶボタンの端にある「…」のメニューを開くと、「報告」の上にあると報じられている。低評価は、自分へのおすすめを調整したり、作った人にこっそり感想を伝えたりするのに使える。
YouTubeは、こうした小さな試験をよく行っており、すべての人に広げるかは分からない。9to5Googleは、ショートで同じ変更があったことから、普通の動画でも同じことになるのはほぼ確実だとみている。
YouTubeが、普通の長さの動画で、低評価(よくない)のボタンを、ボタンの並びの端にある「…」(その他)のメニューの中に移すテストをしているとの報告が、利用者から相次いでいる。海外のテックメディアの9to5GoogleやAndroid Headlinesが、2026年10月20日ごろに伝えた。YouTubeは何も発表していない。
何が変わったのか
報道によると、内容は次のとおりだ。
- ボタンの場所: 動画の下で、高評価のボタンの隣にあった低評価のボタンが消え、「…」のメニューの中に移った。Android Headlinesによると、メニューの「報告」のすぐ上にある
- 見つかった人: RedditやX(旧Twitter)の利用者が、ここ2週間ほどの間に気づいた。9to5Googleによると、パソコンのWeb版での変化とみられるが、同社の手元では同じ画面は出なかった
- 一部だけの試験か: すべての利用者に出ているわけではなく、Android Headlinesは、一部の利用者だけに試す「A/Bテスト」とみている
ショートでは先に同じ変更
9to5Googleによると、短い動画の「ショート」では、数か月前に低評価のボタンで同じ変更があった。Android Headlinesは、YouTubeがショートでも同じ形で試したあと、低評価のボタンを外していったと伝えている。
YouTubeは2021年に、低評価の数を、ほかの人から見えないようにした。公式ブログでは、作った人への嫌がらせや、わざと低評価の数を増やす「低評価攻撃」を減らすためと説明していた。そのときは「低評価のボタンはなくならない」としており、低評価の正確な数は、作った人が管理の画面「YouTube Studio」で見られる。
困るとの声も
Android HeadlinesやIT之家によると、変更には不満の声が出ている。
- 見る前の目安に: 使い方の手引きや、ソフトの不具合の直し方、料理の作り方などを探すとき、ほかの人の反応から、役に立つ動画かどうかを手早く判断していた
- 作る人の手がかりに: 低評価の数は公開されなくなったが、作る人は、YouTube Studioで見える低評価の数から、視聴者がどの話題や音、サムネイルを好まなかったかをつかんできた
Android Headlinesは、「興味なし」の機能は自分へのおすすめを変えるだけで、動画の出来を評価する代わりにはならないとの声も紹介している。
かんたんに言うと
お店の入り口にあった「ご意見箱」が、店の奥の棚に移されたようなものだ。なくなったわけではないが、わざわざ探さないと入れられない。気軽に入れる人は減りそうだ(TECHNOVAの見方)。
日本ではどうなるのか
日本の利用者にこの画面が出ているかは分かっていない。YouTubeは、テストを広げるかどうかを含め、何も発表していない。
まとめ
YouTubeが、普通の動画でも低評価のボタンを「…」のメニューの奥に移すテストをしているとの報告が相次いでいる。YouTubeは何も発表しておらず、一部の利用者向けの試験とみられる。ボタンが見当たらないときは、「…」のメニューを開いてみたい。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月21日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。