「現在この名前は使われていません」 誰とも被らない名前を探すゲーム、登録は700万件超
まだ誰も登録していない名前を入力できたら成功、というブラウザゲーム「現在この名前は使われていません」。10月23日朝の時点で、登録された名前は700万種類を超えた。判定の仕組みと遊ぶときの注意をまとめた。
IT- ●まだ誰も登録していない名前を入力できたら成功するブラウザゲーム
- ●10月23日朝の時点で登録は7,078,375種類、挑戦は1,689万回余り
- ●判定するのはこのゲームで登録された名前どうし。1日50回まで
新しいSNSで好きなユーザー名を取りたい人は、思いつきやすい名前ほど先に埋まる様子を、遊びながら確かめられる。
遊ぶ人が増えるほど空いている名前は減っていく。成功する割合は、この先さらに下がっていく可能性がある。
たゆさんが2026年10月15日、Xでブラウザゲーム「現在この名前は使われていません」の公開を告知した。まだ誰にも使われていない名前を入力できたら成功という、シンプルなゲームだ。
どんなゲームなのか
1〜20文字の名前を入力し、ほかの誰も登録していない名前なら成功となり、その名前の「名付け親」になれる。一度登録された名前は、原則として二度と使えない。たゆさんは告知の投稿で「遊ぶ人が増えるほど、名付けにくくなります」と書いている。
遊ぶのは無料だ。運営の費用のために任意の支援(OFUSE)を受け付けているが、支援しなくても遊べると説明している。
「使われていない」はどう判定するのか
ルールの説明によると、比べる相手はこのゲームで登録された名前だ。ほかのSNSやサービスのアカウント名を調べる仕組みについての説明はない。
使える文字は、アルファベット・ひらがな・カタカナ・漢字と「々」「〆」「・」「=」「ー」、名前の間の空白だ。数字と絵文字は使えない。英字の大文字と小文字、全角と半角は同じ文字として扱う。たとえば「Taro」と「taro」は同じ名前とみなされる。
名付けは1日50回までで、日本時間の午前0時に回数が戻る。名付けたあとは毎回5秒待つ。同じブラウザから同じ名前に何度挑んでも、挑戦の回数は1回と数える。同じネットワークから短い時間に多くの挑戦があると、制限がかかる。
数字で見ると
10月23日午前7時ごろに、画面に出る集計を確かめた。登録された名前は7,078,375種類、総挑戦回数は16,893,328回だった。挑戦回数は原則1日1回の更新なので目安だが、単純に割ると成功はおよそ4割になる。
重複した回数が多い名前の上位30件も公開されている。同じころ、1文字の「あ」は56,929回、ほかの人とぶつかっていた。ゲームの題名と同じ「現在この名前は使われていません」も11,603回だった。
かんたんに言うと
SNSのユーザー名は、ひとつの名前をひとりしか使えないことが多い。新しいサービスが始まると、短くて覚えやすい名前から取り合いになりやすい。このゲームは、その「早い者勝ちの名簿」だけを取り出して遊びにしたものだ。誰でも思いつく名前ほど被る、という感覚がそのまま数字に表れている。
遊ぶときの注意
ゲームは、本名・住所・電話番号などの個人情報を入力しないよう呼びかけている。登録した名前は、重複回数のランキングに表示される場合がある。不適切な名前は、運営者がランキングから非表示にすることがある。
まとめ
「現在この名前は使われていません」は、まだ誰も使っていない名前を探すだけのゲームだ。700万を超える名前が埋まった今は、人が思いつきにくい組み合わせを考えるのが近道になりそうだ。判定はこのゲームで登録された名前どうしの比較だ。ほかのSNSで同じ名前が空いているかどうかは、このゲームでは分からない。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。