Microsoft、Windows検索を刷新し設定変更もできる新画面を試験提供
MicrosoftがWindows検索の刷新を発表した。結果を単一の一覧にまとめ、検索画面から設定も変更できる。試験参加者向けに段階的に提供し、初回は英語のみ。日本での提供は発表されていない。
IT- ●MicrosoftがWindows検索の新画面を試験提供
- ●検索結果を一覧にまとめ、設定変更も検索から操作
- ●初回は英語のみで、日本での提供は未発表
Windowsでファイルを探したり設定を変えたりする人に関わる変更だが、現時点では試験参加者向けだ。
2026年内にはファイルの内容確認機能などを追加し、2027年にはスタートメニューへの展開を目指す。
Microsoftは2026年10月7日付の発表で、Windows検索の刷新を明らかにした。検索結果の画面を整理し、検索から設定などを直接操作する機能も試験提供する。
検索結果と操作を同じ画面に
新しい検索は、Windows Insiders(Windowsの試験提供に参加する利用者)向けに段階的に提供される。対象はExperimentalチャネルという試験用の配信区分だ。タスクバー(アプリなどを選ぶ帯状の部分)の検索が刷新される。
検索結果は単一の一覧にまとめ、画面構成を簡素化した。Microsoftによると、従来の画面ではクリックがほぼ左側の結果一覧に集中していたという。
画面の基盤にはWinUI 3(Windowsの画面を作るための仕組み)を採用した。同社は、初期テストで処理性能とメモリ使用量が大幅に改善したとしている。改善幅の具体的な数字は示されていない。
かんたんに言うと、探す窓が操作の窓にもなる
今回の変更は、案内所で場所を聞くだけでなく、その場で手続きも済ませるようなものだ。検索結果を見つけることに加え、検索画面から直接操作する「インラインアクション」も試験提供する。
Microsoftによると、画面を暗い配色にするダークモードや、近距離無線通信のBluetoothを切り替えられる。画面の明るさ調整や消音、ウィンドウの最小化や配置変更にも対応するという。
また、入力ミスや同義語への検索対応も改善しているとしている。同義語とは、意味が同じか近い別の言葉のことだ。画面の見た目だけでなく、入力した言葉から結果を探す部分にも手を入れている。
日本では提供状況が未発表
日本での提供は発表されていない。初回の試験提供で対応する言語は英語のみで、日本語への対応時期も資料には書かれていない。
今回の発表は、すべての利用者への一般提供ではない。初期の試験提供では、スタートメニューの検索は従来のままだ。タスクバーの新しい検索と、スタートメニューの検索は区別して捉える必要がある。
まとめ
今回の刷新は、検索結果を見やすく整理し、その画面から操作まで行う試みだ。ただし、現段階では対象と対応言語が限られた試験提供である。
Microsoftは2026年内に、検索結果内でファイルの内容を確認する機能を追加する予定だ。表示するファイルの詳細情報も充実させる予定としている。2027年には新しい検索をスタートメニューへ展開するための開発も進めている。
これらが実現すれば、検索画面で内容の確認から操作まで済ませられる場面が増える可能性がある。日本向けの提供や日本語対応は、今後の発表を確認したい。