シャープ、水蒸気を測り乾かしすぎを防ぐ新型ドライヤー「IB-WX903」を発表
シャープが「IB-WX903」を発表。髪周辺の水蒸気を測り、温風と弱冷風を自動で切り替える。乾かしすぎを防ぐ機能を備え、日本では2026年10月22日発売予定。価格はオープン価格で、具体的な販売価格は未記載だ。
ガジェット- ●シャープが新型ドライヤー「IB-WX903」を発表
- ●水蒸気を測り、乾き具合に応じて温風と弱冷風を自動で切り替える
- ●日本では2026年10月22日発売予定、価格はオープン価格
髪をどこまで乾かせばよいか迷う人にとって、風の変化で乾かし終わりの目安を示す機能が注目点だ。
乾き具合に応じて風を変える仕組みが、乾かしすぎを避けたい人の製品選びの判断材料になる可能性がある。
シャープは2026年10月8日、プラズマクラスタードレープフロードライヤー「IB-WX903」を発表した。髪周辺の水蒸気を測り、乾かしすぎを防ぐ「ドライアシスト」モードを搭載する。
何が発表されたのか
新機種の注目点は、乾き具合に応じて風を自動で変えることだ。シャープによると、水蒸気を検知して温度や風量を変える機能は国内ドライヤーで初という。
「水分バランスセンサー」は、髪周辺の水蒸気量を調べる仕組みだ。同社によると、毎秒5回測り、乾燥状態に合わせて温風と弱冷風を切り替える。
乾燥が進むほど弱冷風の時間が延びるとしている。この風の変化が、乾かし終わりの目安になる。単に風を送り続けるのではなく、乾き具合に応じて運転を変える設計だ。
また、風量と温度を穏やかにした「ソフトモード」も搭載する。
かんたんに言うと
たとえるなら、洗濯物の乾き具合を確かめながら、乾かし方を調節するような仕組みだ。この製品では、髪周辺の水蒸気量を手がかりにする。手で触って確かめる代わりに、センサーが状態を測るイメージである。
速く乾かすための仕組みも備える。「ドレープフロー X4」は、4つの吹き出し口から風を送る同社独自の速乾技術だ。シャープによると、髪を押し分けて根元に風を届ける。
同社は、乾燥時間を従来機比約35%短縮するとしている。ただし、この数値は性能同等機と2022年の従来機で比較したものだ。マネキンの髪を乾かした試験による結果である。
発売日と効果の数字の見方
日本での発売は2026年10月22日予定だ。価格はオープン価格で、具体的な販売価格は発表に記載されていない。色はカームブラック、カームホワイト、ペールシアーピンクの3色。重さはコードを含めて約550gだ。
シャープは、プラズマクラスターで髪の静電気を約99%減らすとしている。プラズマクラスターは、同社によるとプラスとマイナスのイオンのバランスを整える技術だ。
ただし、静電気の抑制試験は別機種で実施したものだ。同社は新製品の性能を同等以上とする一方、試験結果の効果は使用環境や個人差で変わると説明している。数字は試験条件と合わせて読む必要がある。
まとめ
「IB-WX903」は、髪周辺の水蒸気を測って風を変える点が特徴だ。乾かし終わりの目安を、弱冷風の時間が延びることで示す。
乾かしすぎを避けたい人には、こうした自動調節が製品選びの判断材料になる可能性がある。発売は予定段階で、具体的な販売価格は発表されていない。