「一番くじ ONLINE」の配送先が漏れたおそれ バンダイナムコの物流子会社に不正アクセス
バンダイナムコホールディングスの物流子会社バンダイロジパルのシステムが不正にアクセスされ、「一番くじ ONLINE」の配送情報が漏れたおそれがある。氏名、住所、電話番号で、件数は調べている途中だ。クレジットカードの情報は含まれていない。
IT- ●物流子会社のシステムに不正アクセス。「一番くじ ONLINE」の配送情報が漏れたおそれ
- ●漏れたおそれがあるのは氏名、住所、電話番号。件数は調査中で、カードの情報は含まれない
- ●出荷のシステムを止めた。不審な電話や郵便物に気をつけるよう呼びかけている
「一番くじ ONLINE」で景品を送ってもらったことがある人は、知らない相手からの電話や郵便物に気をつけたい。漏れたおそれがあるのは住所と電話番号なので、メールよりも電話や手紙で連絡してくる手口に注意がいる。
件数と、止めた出荷のシステムをいつ再開するかは、分かりしだい続報で知らせるとしている。
「一番くじONLINE」で当たった景品を、家に送ってもらったことはあるだろうか。その送り先の情報が、外に漏れたおそれがある。バンダイナムコホールディングスとBANDAI SPIRITS、物流子会社のバンダイロジパルの3社が、10月26日に発表した。
発表によると、ロジパルが管理するシステムが、第三者から不正にアクセスされた。漏れたおそれがあるのは、BANDAI SPIRITSがロジパルに配送を任せている「一番くじONLINE」の配送情報で、氏名、住所、電話番号だ。一番くじは、キャラクターのグッズが当たるくじで、そのネット版にあたる。件数は調べている途中だという。クレジットカードの情報は含まれておらず、今のところ不正に使われたことは確認されていない。
見つけてから発表までの6日間
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 10月21日 | 物流システムのサーバーに、不正アクセスが疑われる跡を見つける。すぐに止めて調べ、同社のアカウントが不正に使われたことを確かめる |
| 10月22日 | 対策本部を置く。「一番くじONLINE」の配送情報を入れたサーバーにも跡があり、一部のお客さまの情報が漏れた疑いが分かる |
| 10月23日 | 調べ終えて対策がすむまで、システムを止めると決める |
| 10月24日 | 物流システムを止める |
| 10月26日 | 警察と個人情報保護委員会に報告し、対象の人に注意を呼びかける |
止めた出荷のシステムは、安全が確かめられるまで動かさない。システムを止めたことで影響が出る取引先にも、知らせたという。
電話と郵便物に注意
3社は、この件にからんで、不審な電話や郵便物が届くおそれがあるとして、心当たりのない連絡に気をつけるよう求めている。問い合わせは、「一番くじONLINE」の会員向けの問い合わせのフォームで受け付けている。
個人情報が漏れたと知らせが来たときに何をすればよいかは、情報処理推進機構(IPA)の手引きを紹介したこちらの記事にまとめている。
編集部が確認:。確認した監修者は、この下に載せています。
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。