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親と一緒に縄張りを守り、「留守番」も 家族で協力する小さな魚ベタ・ブロウノルム 京大など

体長3cmほどの東南アジアの淡水魚「ベタ・ブロウノルム」では、育った子が親と一緒に縄張りを守り、親の負担を軽くしていた。京都大学と総合研究大学院大学のグループが水槽で確かめた。親以外が子育てを手伝う「協同繁殖」とまでは言えないが、その手前にあたる魚が見つかったのは初めてだという。

TECHNOVA編集部AIにより執筆編集部が確認:公開 2026年10月28日 17:46・ 読了 約2分
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サイエンス
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●育った子も、親と同じくらいの回数で縄張りへの侵入者を攻撃した
  • ●子を別の水槽に移すと親の攻撃が増え、戻すと減った。子が親の負担を軽くしていた
  • ●親以外が子育てを手伝う協同繁殖の手前の段階。魚では初めての報告
じぶんごと

熱帯魚の店でおなじみのベタにも、家族で協力して暮らす仲間がいる。魚の社会は、これまで思われていたより複雑だということになる。

この先どうなる

グループは、研究が進めば、動物の社会の複雑さや、協力し合う社会がどう進化してきたかについて、新しい知見が得られるとみている。

家に入ってきたよそ者を、親と一緒に追い払う子ども。そんな家族の姿が、体長3cmほどの小さな魚で見つかった。京都大学の佐藤駿特定助教と総合研究大学院大学の沓掛展之教授らのグループが、10月27日に発表した。

主役は「ベタ・ブロウノルム」。東南アジアにすむ野生のベタの一種で、観賞魚として人気のベタの仲間だ。1組のオスとメスがつがいになって繁殖する。オスが泡で作った巣にメスが卵を産み、オスが巣に残って卵を守る。親は、育った子が同じ場所で暮らすのを許している。

人の家族では、祖父母や年上のきょうだいが幼い子の面倒を見る。親以外も子育てにかかわるこうした仕組みは「協同繁殖」と呼ばれ、一部の哺乳類や鳥で知られている。魚では、東アフリカのタンガニーカ湖にすむシクリッドの30種ほどに限られていた。

子がいないと、親の仕事が増えた

グループは、家族で飼っている水槽に、透明なケースに入れた別の種類の魚を入れた。縄張りに侵入者が来た状況をつくり、15分間にそれぞれの魚が何回攻撃するかを数えた。

親のオスとメスだけでなく、その巣で生まれて育った子も、侵入者を盛んに攻撃した。子の攻撃の回数は、親と比べて統計的な差がなかった。

次に、子を別の水槽に移してみた。すると、親が侵入者を攻撃する回数が増えた。およそ1週間後に子を戻すと、親の攻撃は減った。子がいることで、親の負担が軽くなっていたことになる。巣にオスの親がいないあいだ、子が代わりに巣にとどまる「留守番」も、1回だけ見られた。

協同繁殖の、一歩手前

もっとも、子が卵や稚魚を直接世話する様子は見られなかった。このため、グループはこの魚を協同繁殖の種とは呼ばず、その手前の中間の段階にあるとしている。こうした中間の段階の種は、鳥やトカゲのごく一部で報告があるだけで、魚では知られていなかった。

協力し合う社会は、一夫一妻の家族から少しずつ進化してきたと考えられている。小さなベタの家族は、その途中の姿を見せてくれる例と言えそうだ。成果は、学術誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」に10月21日に載った。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

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監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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