中国の小鵬、人型ロボット「IRON」を年内に量産へ 引き渡しは2027年、まず店舗から
中国の電気自動車メーカー小鵬(XPENG)が、人型ロボット「IRON」を2026年のうちに量産し始める。9月に専用の生産ラインを動かしており、10月12日のパリのモーターショーでも計画を示した。引き渡しは2027年で、まず店舗などで使う。
ロボティクス- ●中国の小鵬が、人型ロボット「IRON」を年内に量産する計画
- ●9月に専用の生産ラインが動き出した
- ●引き渡しは2027年。まず自社の店舗などで使う
お店の案内などで人型ロボットに出会う日が、中国や欧州では近づいている。日本での販売は発表されていない。
年内に量産を始め、2027年に中国と海外で引き渡す計画だ。計画どおり作れるか、値段がいくらになるかは、まだ示されていない。
中国の電気自動車メーカー小鵬(シャオペン、XPENG)が、人型ロボット「IRON(アイアン)」を2026年のうちに量産し始める計画を進めている。9月に専用の生産ラインを動かし、10月12日に開幕したパリのモーターショーでも、この計画を示したと報じられた。
何が発表されているのか
小鵬は9月8日、人型ロボットの生産ラインが動き出したと発表した。最初の1台は、組み立てが終わると、自分で歩いてラインから出てきたという。同社は、主な工程の8割以上を自動で行うとしている。
同社の発表によると、IRONは年内に量産に入る。最初は、小鵬の店舗や社内の施設で使う。中国と海外での正式な発売と引き渡しは、2027年の予定だ。
中国のIT之家によると、小鵬はパリのモーターショーで、引き渡しを2027年の前半に始めると説明した。まず店舗や商業施設で使い、そのあと工場や家庭へ広げていくという。IRONは人の顔を見分け、会話の流れを覚え、中国語、英語、ドイツ語を切り替えて話せるとしている。
IRONはどんなロボットなのか
小鵬の発表によると、IRONは人に近い形と動きを目指したロボットだ。体には76か所、片手には21か所の動く部分がある。頭脳には、同社が開発したAI向けのチップを3つ載せる。離れた場所から人が操作しなくても、自分で判断して複雑な作業をこなせるとしている。
かんたんに言うと
人型ロボットは、これまで試作機を見せる段階のものが多かった。小鵬は、自動車を作るときの品質の管理や、工場の仕組みをロボットに持ち込み、同じものをたくさん作る段階に進もうとしている。自動車メーカーがロボットに乗り出す動きの、ひとつの例だ。
日本ではどうなるのか
日本での販売や価格は発表されていない。小鵬の発表にあるのは、中国と海外で2027年に引き渡すという計画までで、国ごとの予定は示されていない。
まとめ
人型ロボットを「作って見せる」段階から、「数を作って届ける」段階へ進めようという計画だ。計画どおりに量産できるか、実際の店でどこまで役に立つかは、これから分かる。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月13日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。