米澤穂信氏の小説が原作のゲーム『本と鍵の季節』、Steamで体験版 第1章を丸ごと
集英社ゲームズは、米澤穂信氏の小説が原作のゲーム『本と鍵の季節』の体験版をSteamで公開した。第1章「913」をまるごと遊べる。製品版はNintendo SwitchとSteam向けに今冬発売の予定で、価格は未定だ。
IT- ●『本と鍵の季節』の体験版がSteamで公開された
- ●米澤穂信氏の小説が原作。第1章「913」をまるごと遊べる
- ●製品版はSwitchとSteam向けに今冬発売、価格は未定
米澤穂信氏の小説が好きな人や謎解きの物語が好きな人は、WindowsのPCがあれば第1章を無料で試せる。
製品版は今冬に発売の予定で、発売日と価格はまだ決まっていない。Nintendo Storeのページも近日公開の予定だ。
集英社ゲームズは2026年10月20日、ゲーム『本と鍵の季節』の体験版をSteamで公開した。米澤穂信氏の同名小説が原作で、第1章「913」をまるごと遊べる。製品版はNintendo SwitchとSteam向けに、今冬に発売する予定だ。
体験版で遊べるところ
体験版は、日本時間の10月20日2時に始まった「Steam Nextフェス」にあわせて公開された。Steam Nextフェスは、発売前のゲームの体験版を、数日間にわたってまとめて遊べるSteamの催しだ。運営するValveの開発者向けの案内では、今回の会期は米国の日付で10月19日から26日までとなっている。
遊べるのは第1章「913」の全部だ。放課後の図書室に、先輩の浦上麻里が訪ねてくる。依頼は、亡くなった祖父が遺した「開かずの金庫」を開けてほしいというもの。図書委員の堀川次郎と松倉詩門は、祖父の言葉を手がかりに謎に挑む。
体験版は無料で、Windows向けだ。Steamのストアページによると、体験版のセーブデータは製品版に引き継げない。体験版の配信を終える日は、発表されていない。
原作の小説との関係
原作は、集英社文庫から出ている米澤氏の小説『本と鍵の季節』だ。図書委員の男子高校生2人が、日常に持ち込まれる謎に挑む「図書委員シリーズ」の第一弾だ。累計発行部数は40万部を超えたという。米澤氏は『氷菓』に始まる「古典部シリーズ」や、2022年に直木賞を受けた『黒牢城』で知られる。
ゲームは、原作小説のシナリオを色彩豊かなイラストと全編フルボイスで描く。さらに、米澤氏が書き下ろしたエピソード「ユーズド奇譚」を新たに収める。メインキャラクターの原案は、原作小説のキービジュアル(作品の顔となる絵)を担当した丹地陽子氏の描き下ろしだ。
かんたんに言うと
集英社ゲームズは、本作を「ドラマライク アドベンチャー」と呼ぶ。文章を「読む」体験と、映像のように「観る」体験を合わせた、本作独自のジャンルだという。声と絵の付いた小説を、ドラマを見るように読み進めるイメージだ。
読むだけでは終わらない。プレイヤーが堀川次郎になって、実際に謎を解く場面もある。原作を読んだ人も、自分で答えを考えながら物語をたどれる。
発売日と価格
本作は2026年7月31日に発表された。対応機種はNintendo SwitchとSteamで、発売日は「今冬」とされている。価格とレーティング(年齢の区分)は未定だ。言語は日本語・英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)に対応する。Steamのストアページでは、声が付くのは日本語だけだ。Nintendo Storeのページは「近日公開予定」となっている。開発はiMel株式会社が担当する。
まとめ
原作の小説を読んだ人も、初めて触れる人も、第1章をまるごと無料で試せる。発売日と価格はまだ決まっておらず、今後の発表で明らかになりそうだ。
- 集英社ゲームズ「米澤穂信原作『本と鍵の季節』Steam®で体験版の配信を開始!第1章をまるごとプレイ可能。」(2026年10月20日)
- 集英社ゲームズ「ドラマライク アドベンチャー『本と鍵の季節』」(公式サイト)
- Steam「ドラマライク アドベンチャー本と鍵の季節」(ストアページ)
- メーカーの発表文(4Gamer.net に掲載)「米澤穂信氏原作「本と鍵の季節」,体験版をSteamで配信開始」
- メーカーの発表文(4Gamer.net に掲載)「ドラマライクアドベンチャー「本と鍵の季節」,PC/Switch向けに今冬発売」(2026年7月31日)
- Steamworks「Upcoming Events」(Steam Next Fest の会期)
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。