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経産省、Rapidusに計4,000億円の追加出資を要求へ 2027〜29年度、融資に備え

経済産業省は2026年10月19日、Rapidusに2027〜2029年度で計4,000億円の追加出資を求める方針を財務省の審議会で示した。民間から2兆円を借りるため、返さなくてよい元手を厚くする狙いだ。毎年の承認が前提になる。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月23日 03:26・ 読了 約3分
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画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●経産省がRapidusへ2027〜29年度で計4,000億円の追加出資を求める
  • ●民間から2兆円を借りるため、返さなくてよい元手を厚くする狙い
  • ●国の出資はこれまで2,500億円。認められれば計6,500億円になる
じぶんごと

国のお金の使い道に関わる話だ。AIを動かす最先端の半導体を日本で作れるかどうかにもつながる。

この先どうなる

2027年度分は年末にかけての予算編成で認められるかが決まる見通しだ。2028・2029年度分も毎年の要求と承認が前提になる。

経済産業省は2026年10月19日、Rapidus(ラピダス)に2027〜2029年度で合計4,000億円の追加出資を求める方針を示した。財務省の財政制度等審議会・財政投融資分科会に出した説明資料で明らかにした。国の「産業投資」を使う要求で、まだ決まったものではない。

何が示されたのか

経産省の資料によると、出資は2027年度に1,500億円、2028年度に1,500億円、2029年度に1,000億円を予定する。お金を出すのは、経産省が所管する独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)だ。資料には「毎年財投要求を行い、お認めいただくことが前提」との注記がある。

財務省の資料も、2027年度(令和9年度)分として1,500億円の産業投資が要求されていると示した。

経産省は理由として、Rapidusの借り入れの計画を挙げた。Rapidusは2027年度からの量産に向け、生産ラインの増強などの元手として、民間融資2兆円を調達する計画だ。2027年度は4,000億円程度を目指す。資料は「民間融資を受けるためには一定の自己資本比率の維持が必要」とし、事業が進んで「リターンの見通しが相対的に高まっている」と説明した。

かんたんに言うと、借りる前に「元手」を厚くする

自己資本比率は、会社の資産のうち、返さなくてよいお金(株主の出資など)でまかなっている割合だ。

資料によると、製造業の平均は50.4%、半導体業界の平均は61.0%だった。TSMC、インテル、サムスンの3社の平均は65.5%だ。工場に巨額の先行投資が要る受託製造は、ふつうの会社より高い割合が必要になりやすいという。

お金の出どころも変わる。財務省の資料によると、2025・2026年度の出資はエネルギー対策特別会計のお金が元手だった。2027年度からは、財政投融資の産業投資を使う。産業投資を使うには、政策としての必要性と、収益が見込めることの両方が求められる。

Rapidusとこれまでの支援

Rapidusは2022年8月に設立された半導体の会社だ。北海道千歳市に工場「IIM-1」を建て、2nm(ナノメートル)世代の半導体を作る準備を進めている。2nm世代は、回路をとても細かく作る最先端の製造技術だ。経産省の資料では、量産の開始は2027年度後半の予定で、まずはAIのデータセンター向けの半導体の受注を目指す。

IPAは2026年2月に1,000億円、6月に1,500億円を出資し、出資の総額は2,500億円になった。今回の4,000億円が認められれば、国の出資は計算上6,500億円になる。

研究開発の委託費も別に出ている。経産省の資料の表では、2025会計年度の欄に約1.7兆円、2026会計年度の欄に6,315億円とあり、2027会計年度は約3,000億円を予算要求している。

まとめ

財務省の資料は、IPAがRapidusの株から収益を得るまでには「不確定要素は多い」と指摘した。量産開始や顧客獲得、民間資金確保などの進み具合を、続けて確かめることが重要だとしている。

経産省の資料によると、Rapidusは60社以上の顧客候補と交渉中だ。2029年度頃に営業キャッシュフロー(本業で入るお金と出るお金の差)の黒字化、2031年度頃に株式市場への上場を目指している。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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