LG、液晶テレビ「LG Mini RGB evo MRGB86」を日本発売
LGは独自のバックライトを採用した液晶テレビを日本で発売する。55V型・65V型は2026年10月下旬、75V型は2026年11月上旬より順次発売予定。光源の仕組みと価格、AIによる調整機能を整理する。
ガジェット- ●LG Mini RGB evo MRGB86を日本で発売
- ●55V型の税込予想実売価格は154,000円前後
- ●LGによると、AIが視聴内容に合わせて映像と音質を調整
テレビの買い替えを考える人は、画面サイズと価格に加え、画質・音質の自動調整も確認したい。
55V型と65V型は10月下旬、75V型は11月上旬から店に並ぶ予定だ。画質・音質の調整を任せたい人や、テレビでゲームを遊ぶ人にとって、選ぶ候補が広がる可能性がある。
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は2026年10月15日、4K液晶テレビ「LG Mini RGB evo MRGB86」の日本発売を発表した。4Kは画面の細かさを示す規格で、今回は独自のバックライトを採用する。
サイズごとの発売時期と価格
画面サイズは75V型・65V型・55V型の3種類。型番と発売時期、税込予想実売価格は次のとおりだ。
- 75V型(75MRGB86BJA):2026年11月上旬より順次発売予定、242,000円前後
- 65V型(65MRGB86BJA):2026年10月下旬より順次発売予定、187,000円前後
- 55V型(55MRGB86BJA):2026年10月下旬より順次発売予定、154,000円前後
全モデルともオープン価格で、上記は確定した販売価格ではない。購入を検討する際は、サイズによって発売時期が異なる点にも注意したい。
かんたんに言うと、画面の裏の光を工夫
バックライトとは、液晶画面を背後から照らす光源のことだ。舞台を照らす照明のように、映像を支える役割を担う。
本製品では、緑と青のチップLED(発光ダイオード)と、赤の蛍光体を組み合わせる。LGによると、この独自の光源と、場所ごとに明るさを制御するエリア駆動で、色再現性と明暗の差を高めるという。
LGによると、第三者の認証機関Intertekが、映画の色の規格「DCI-P3」と写真の色の規格「Adobe RGB」の両方を100%表せることを確かめたという。
ただし、Micro RGB TVとは仕組みが異なる。赤のチップLEDはなく、チップも独立して動作しない。製品名にある「Mini RGB」だけで、同じ仕組みと捉えないことが大切だ。
映像の調整から操作の案内まで
LGによると、AI(人工知能)向けの処理チップ「Alpha 8 AI Processor 4K Gen3」を積み、AIが視聴内容をその場で分析して、映像と音質を調整する。好みの画質・音質を数回選ぶと、設定を提案する機能も備えるとしている。
また、同社によると、質問に答えるAIのGoogle Geminiに対応する。視聴中に気になった情報を質問できるという。
テレビの基本ソフトであるwebOSでは、YouTube、Netflix、TVerなどのアプリを利用できるとしている。AIチャットボット(会話形式で応答する機能)は、操作ガイドや診断プログラムへ案内するという。
ゲームや映画の規格にも対応
ゲーム向けには、画面の書き換えを最大144回/秒まで、ゲーム機やパソコンの出力に合わせて変える「VRR」に対応する。AMDの「FreeSync Premium」にも対応し、映像のカクつきや、画面が横にずれて見える「ティアリング」を減らすという。ネット経由でゲームを遊ぶ「NVIDIA GeForce NOW」も使える。
映画向けには、映像の規格「Dolby Vision」と、立体的な音の規格「Dolby Atmos」に対応する。
webOSは最大5年間の無償更新に対応し、5年間で計4回のOS(基本ソフト)更新を保証する。ただし、更新時期は年ごとに変わる場合があり、内容もモデルや国で異なる。
まとめ
今回の製品は、光源の工夫に加え、映像や音の調整をAIに任せる機能を備える。価格は予想実売価格であり、発売も順次の予定だ。買い替えを考える人には、画面サイズだけでなく、調整や操作支援の機能も選ぶ手がかりになりそうだ。
2026年10月15日 更新: いちばん大きいサイズを「77V型」としていた誤りを、LGの発表どおり「75V型」に直しました。あわせて型番、色の範囲の認証、AI向けの処理チップ、ゲームや映画の規格への対応を足しました。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月15日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。