消費者庁が重大製品事故23件を公表、リコール対象の電源やイヤホンで火災等
消費者庁は2026年10月16日、重大製品事故23件を公表した。リコール対象のポータブル電源や充電器、イヤホンで火災等が報告された。回収・交換や返金など、会社や製品によって異なる対応内容を整理する。
ガジェット- ●消費者庁が重大製品事故23件を公表
- ●リコール対象の電源や充電器、イヤホンで火災等を報告
- ●対象品によって回収・交換、返金などの対応が異なる
ポータブル電源や充電器、イヤホンを持っている人は、手元の製品がリコール対象か確認したい。
対象品と対応内容の確認が、回収・交換や返金の手続きにつながる可能性がある。
消費者庁は2026年10月16日、重大製品事故23件を公表した。リコール(製品の回収や交換などの対応)対象のポータブル電源や充電器、イヤホンで、火災等が報告された。
何が公表されたのか
今回の公表は、消費生活用製品安全法第35条第1項に基づいて報告された事故をまとめたものだ。身近な電源や音を聞く機器にも、リコール対象品が含まれている。
EcoFlow Technology Japan株式会社の輸入電源には、回収・交換の対象品がある。同社の対応は、ギフトチケットまたは新製品への交換だ。また、同社の輸入ポータブル電源(持ち運び用の電源)には、別に無償交換のリコール対象品もある。
平南商事株式会社が輸入したリチウム電池内蔵充電器は、回収・返金の対象となっている。
株式会社オーディオテクニカが輸入したコードレスイヤホンも、回収・交換の対象だ。コードレスとは、コードを使わない方式を指す。対象イヤホンはマイク付きで、リチウムイオンバッテリー(電池)を内蔵する。
かんたんに言うと
同じ「リコール対象」でも、その後の対応が一律というわけではない。店で品物を返品する場面にたとえると、代わりの品物を受け取る場合と、代金が戻る場合の違いに近い。
今回も、平南商事株式会社の対象品は回収・返金、株式会社オーディオテクニカの対象品は回収・交換と、対応が分かれている。
さらに、EcoFlow Technology Japan株式会社では、ギフトチケットまたは新製品への交換と、別の対象品の無償交換がある。会社名だけでひとまとめにせず、製品ごとの対象と対応を区別して確認することが大切だ。
電源やイヤホン以外の事故も公表
公表された23件は、リコール対象の電源やイヤホンだけの一覧ではない。タブレット端末や、自走式の電気掃除機の事故も含まれている。
電動工具用やファン付衣類用のリチウムイオンバッテリーの事故も公表された。機器そのものだけでなく、機器に使う電池も今回の公表対象に含まれる。
まとめ
今回の公表で押さえたいのは、リコール対象品で火災等が報告された点と、対象品ごとに対応が異なる点だ。手元の製品が対象かを確かめ、対応内容を確認することが、回収・交換や返金の手続きにつながる可能性がある。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。