電子レンジを「半導体」で温める 東芝が家庭用で国内初の方式、ひき肉の解凍は約1分30秒に
東芝ライフスタイルは10月27日、半導体でマイクロ波を出す仕組みを取り入れた単機能レンジ「ER-WM01C」を12月に発売すると発表した。国内の家庭用電子レンジでは初めての加熱方式だという。温めや解凍のムラを抑え、100gのひき肉の解凍は約1分30秒で終わる。価格はオープン。
ガジェット- ●上から半導体、下からマグネトロンでマイクロ波を当て、温めのムラを抑える
- ●国内の家庭用電子レンジで初めての方式。半導体を使うのは自動の温めと解凍だけ
- ●ひき肉100gの解凍は約1分30秒。12月発売で、価格はオープン
オーブンの機能はない、温め専用のレンジだ。冷凍のおかずとご飯を一緒に温めたり、冷凍した肉をすぐ解凍したりすることが多い人に向く。
東芝ライフスタイルは、新しいブランド「WarM」として売り出す。月に1,500台の販売をめざす。
約3分30秒が、約1分30秒に。100gのひき肉を解凍するのにかかる時間だ。前の機種と新しい電子レンジを比べると、これだけ縮んだ。東芝ライフスタイルが10月27日に発表した単機能レンジ「ER-WM01C」で、マイクロ波を出すのに半導体を使ったのが特徴だ。12月に発売し、価格はオープン。
ふつうの電子レンジは、マグネトロンという部品でマイクロ波を出す。高い出力を出せる一方で、電波の周波数が決まっているため、同じ所ばかりが強く温まりやすかった。半導体でマイクロ波を出す仕組みは、周波数を細かく変えられる。業務用の解凍機などで使われてきたもので、熱が一か所に集まるのを避け、ムラを抑えられるという。
上から半導体、下からマグネトロン
ER-WM01Cは、上から半導体の、下からマグネトロンのマイクロ波を当てる。同社によると、半導体の技術を使った加熱方式は、国内の家庭用電子レンジで初めてだという(10月27日時点)。ただし、半導体で温めるのは、ご飯やおかずの自動の温め、市販の冷凍食品の温め、「極み解凍」の3つのときだけだ。
センサーも2つ積む。食べ物の表面の温度を細かく測る「64眼赤外線センサー」と、食べ物から跳ね返るマイクロ波を測り、冷たい部分にもマイクロ波が届くよう調整する「あたためバランスセンサー」だ。冷蔵の肉じゃがと冷凍のご飯のように、温度の違う2品も一度に温められる。解凍は、前の機種ではかたまりが残ったが、全部ほぐせる状態まで解凍できるという。
| 項目 | ER-WM01C |
|---|---|
| 総庫内容量 | 21L |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 468mm×407mm×349mm |
| 質量(本体のみ) | 約16kg |
| 高周波出力 | 1,000W(最大2分。その後は600Wに切り替わる) |
| 消費電力 | 1,400W |
| 年間消費電力量 | 60.1kWh |
本体の色はブラックの1色。左右と背面を壁にぴったり寄せて置けるが、上には10cm以上のすき間が要る。
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代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。