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来年のノートPCは値上がりか、メモリーも品薄に 調査会社TrendForce「部品の値上がりを消費者に回すおそれ」

台湾の調査会社TrendForceは、2027年のノートPCの市場について、部品の値上がりが値段に回り、買い控えで出荷が減るおそれがあるとの見方を示した。標準的なノートPCでは、頭脳のCPUとメモリー、記憶装置のSSDだけで、部品の費用の約68%を占める。AIのデータセンター向けにメモリーが回され、PC向けのメモリーは来年さらに品薄になるとみている。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月22日 08:35・ 読了 約4分
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ガジェット
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●TrendForceは、2027年はメモリーやCPUの値上がりがノートPCの値段に回り、買い替えが先送りされて、出荷が減るおそれがあるとみる
  • ●900ドルの標準的なノートPCでは、CPU、メモリー、SSDの3つで、部品の費用の約68%を占める。値段を上げるか、メモリーの量を減らすかの難しい選択になる
  • ●AIのデータセンター向けにメモリーが優先され、PC向けのメモリーは来年、供給が減る見通し。部品だけを買う自作の人には特に厳しくなりそうだ
じぶんごと

来年までにPCを買い替えるつもりの人は、値上がりする前に買うか、必要な性能を見極めて選ぶかを考えたい。値段を抑えるために、メモリーを減らした機種が出てくるおそれもある。買うときは、メモリーの量(8GB、16GBなど)が自分の使い方に足りるかを確かめたい。メモリーを買い足して増やすつもりの人も、値上がりに注意したい。

この先どうなる

TrendForceは、2027年のノートPCの市場の焦点は、部品が足りるかどうかから、消費者が高い値段を受け入れるかどうかに移るとみる。メーカーが一部の費用を自ら負担して値上がりを抑えられれば、出荷の落ち込みは数%にとどまる。費用をそのまま値段に回せば、さらに落ち込むおそれがあるという。

PCやスマホの部品の市場を調べる台湾の調査会社TrendForceは、2027年のノートPCの市場について、部品の値上がりが値段に回り、出荷が減るおそれがあるとの見方を示した。10月21日には、PC向けのメモリーが来年さらに品薄になるとの分析も出した。

来年のノートPCは「値段」が焦点に

TrendForceは10月8日、2027年のノートPCの市場で最も大きなリスクは、部品が足りないことから、値上がりが買う人の気持ちを冷やすことに移ると発表した。

  • 出荷は減る見通し: 2027年の世界のノートPCの出荷は、今のところ数%減ると見込む
  • 値上がりすれば、さらに減る: メモリーとCPUの値段が高いままだと、メーカーは費用の多くを値段に回さざるを得ない。値段が上がれば、買い替えがさらに先送りされ、出荷の落ち込みが大きくなるおそれがある
  • 2026年は前倒しの買い物: 2026年は、CPUが手に入りやすくなったことや、メーカーが早めに部品を買ったこと、買い替えの前倒しで出荷が支えられた。ただ、それは本当の回復ではなく、先の需要を先取りしたにすぎないという

部品の7割近くが「頭脳」と「記憶」

TrendForceによると、メーカーの希望小売価格が900ドルの標準的なノートPCでは、2026年7〜9月の時点で、CPU、メモリー(DRAM)、SSDの3つが、部品の費用の約68%を占めた。

メーカーにとっては、難しい選択になる。

選び方 起きること
値段を上げる 買う人が減るおそれ
値上がり分を自ら負担する もうけが減る
メモリーの量などを減らす 製品の魅力が落ちる

TrendForceは、2027年には、値段、性能、もうけの3つをすべて保つのは難しいとみている。メモリー以外にも、基板やコンデンサー、電源の制御に使う部品なども、値上がりや納期の長期化のおそれがあるという。

PC向けのメモリーは来年さらに品薄に

TrendForceは10月21日のメモリーの市場の速報で、PC向けのメモリー(DRAM)の供給が来年は減る見通しだとした。メモリーのメーカーは、10〜12月の契約の値上げの幅を、積極的に広げているという。店頭などの取引では、新しい規格のDDR5のメモリーが手に入りにくくなっている。

背景には、AIがある。AIのデータセンターで使う高性能なメモリー「HBM」などに、メモリーの工場の生産の力が回されている。TrendForceは、AIのサーバーが進んだ製造の力を吸い込み続けるため、メモリーは2027年も品薄が続くとみる。一方、SSDなどに使うNANDフラッシュは、2027年後半には新しい工場が動き出し、品薄が和らぐかもしれないという。

ドイツのPC Games Hardwareによると、大手のPCメーカーは、メモリーのメーカーと長期の契約を結んで量を確保している。Samsungでは、PC向けのメモリーの生産の70%以上が、すでにこうした契約で埋まっているとされる。そのため、メモリーだけを買ってPCを組み立てたり、増やしたりする人は、残りの少ない量を奪い合う形になり、特に厳しくなりそうだという。

かんたんに言うと

ノートPCの値段の7割近くは、頭脳と記憶の部品で決まる。その部品を、AIのデータセンターという大口のお客が、高い値段でまとめて買っていく。PCメーカーは、値段を上げるか、中身を減らすか、もうけを削るかの選択を迫られている、という状況だ(TECHNOVAの見方)。

日本ではどうなるのか

TrendForceの見通しは世界の市場についてのもので、日本での値段の見通しを示したものではない。ただ、部品は世界で同じ市場から買われるので、日本で売られるPCも影響を受けやすい(TECHNOVAの見方)。

PCを選ぶときは、値段だけでなく、メモリーの量にも気をつけたい。値段を抑えるためにメモリーを少なくした機種は、何年も使ううちに動きが重く感じられることがある。あとからメモリーを増やせない機種も多いので、買うときに使い方に合った量を選んでおきたい(TECHNOVAの見方)。

まとめ

TrendForceは、2027年のノートPCは、メモリーやCPUの値上がりが値段に回り、出荷が減るおそれがあるとみる。AIのデータセンターにメモリーが回され、PC向けのメモリーは来年さらに品薄になる見通しだ。PCの買い替えを考えている人は、値段とメモリーの量の両方に目を配りたい。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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