なぞるだけで書類や名刺をデータに 乾電池で動く約140gのハンディスキャナー、サンワサプライが発売 PCなしでmicroSDに保存
サンワサプライは10月20日、紙の書類や名刺、写真をなぞるだけでデータにできる、乾電池式のハンディスキャナー「400-SCN071」を発売した。重さは約140gで、PCにつながなくても、読み取ったデータをmicroSDカードにPDFかJPEGで保存できる。直販の価格は12,800円。
ガジェット- ●サンワサプライが、書類や名刺、写真をなぞるだけでデータにできるハンディスキャナー「400-SCN071」を10月20日に発売した。直販は12,800円
- ●単3乾電池2本で動き、重さは約140g。PCにつながなくても、読み取ったデータをmicroSDカードに保存できる
- ●解像度は300、600、900dpiの3段階で、PDFかJPEGで保存する。A4より少し長い21.6×35.6cmまで読める
外出先で受け取った資料や名刺を、その場でデータにしておきたい人に向く。家の中の古い写真や手紙、子どもの絵を残したい人にも使える。ただ、手でなぞるので、ゆっくりまっすぐ動かすのにはコツが要る。たくさんの書類を一度に読み取るなら、据え置き型のスキャナーやスマホのアプリのほうが速いこともある。microSDカードと乾電池は付いていない。
書類を紙で受け取ることがまだ多い職場では、外出先でもPCなしでデータにできる道具は役に立ちそうだ。スマホのカメラで書類を撮るアプリも増えているが、ゆがみの少ない平らな読み取りや、高い解像度を求める人には、こうした専用の道具も選択肢になる(TECHNOVAの見方)。
PCの周辺機器を手がけるサンワサプライは2026年10月20日、紙の書類や名刺、写真などを、なぞるだけでデータにできるハンディスキャナー「400-SCN071」を発売した。乾電池で動き、PCにつながなくても使える。直販サイト「サンワダイレクト」の価格は12,800円(税込)だ。
なぞるだけで読み取る
使い方は簡単だ。スキャンのボタンを押して、本体を書類の上でゆっくり動かすだけで読み取れる。底面の4つのローラーが、本体の動きを支える。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解像度 | 300、600、900dpiの3段階(本体のボタンで切り替え) |
| 保存の形式 | PDF、JPEG |
| 保存先 | microSDカード(32GBまで) |
| 読み取れる大きさ | 最大21.6×35.6cm(A4、B5、はがき、写真、名刺など) |
| 読み取りの時間の目安 | 300dpiで約4秒、600dpiで約7秒、900dpiで約12秒 |
| 電源 | 単3乾電池2本 |
| 大きさと重さ | 幅約25.5×奥行き約2.8×高さ約2.5cm、約140g |
| 付属品 | USBケーブル、色の補正に使うシート、持ち運び用のポーチ |
dpiは、1インチ(約2.5cm)あたりにいくつの点で読み取るかを表す数字で、大きいほど細かく読み取れる。ふつうの書類なら300dpi、写真や細かい文字を残したいときは600〜900dpiを選ぶとよい。
本体の画面で、保存の形式、解像度、読み取った枚数、電池の残りを確かめられる。microSDカードと乾電池は付いていないので、別に用意する。
PCなしで、その場でデータに
一番の特徴は、PCも電源のケーブルも要らないことだ。外出先や訪問先で受け取った資料や名刺を、その場でデータにしてmicroSDカードに残せる。
保存したデータは、付属のUSBケーブル(Type-C)でPCにつなぐと確かめられる。対応するのは、WindowsとmacOSだ。サンワサプライによると、ハブを使えば、スマホやタブレットでも確かめられる。
かんたんに言うと
コピー機の読み取りの部分だけを細長い棒にして、手で書類の上を滑らせるような道具だ。重さは卵2〜3個分ほど。かばんに入れておけば、受け取ったその場で紙をデータに変えられる(TECHNOVAの見方)。
日本ではどうなるのか
日本の会社の製品で、サンワサプライの直販サイトのほか、販売店などで買える。名刺の交換や、紙の資料のやりとりがまだ多い日本の職場では、出先で紙をデータにして持ち帰りたい場面は多い。
一方、スマホのカメラで書類を撮って、PDFにするアプリも広く使われている。手でなぞるスキャナーは、ゆがみの少ない読み取りや、細かい解像度が欲しいときに向く。使い方に合わせて選びたい(TECHNOVAの見方)。
まとめ
サンワサプライの「400-SCN071」は、乾電池で動き、PCなしで書類や名刺、写真をmicroSDカードに保存できるハンディスキャナーだ。重さは約140gで、最大900dpiで読み取れる。直販の価格は12,800円。外出先で紙をすぐデータにしたい人に向く。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。