ロバート・ダウニー・Jr.氏、SnapのARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者に
Snapは10月20日(米国時間)、俳優のロバート・ダウニー・Jr.氏が、ARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者に就いたと発表した。使い方を伝える役を担う。SPECSは米国で2,195ドルから。日本での提供は発表されていない。
ガジェット- ●ダウニー・Jr.氏が、ARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者に就いた
- ●使い方を伝える役。新機能やオリジナル映像づくりに加わり、第1弾の映像も公開
- ●SPECSは米国で2,195ドルから。今秋に出荷予定で、日本での提供は未発表
かけると目の前に画面や案内が浮かぶARグラスが気になる人は、公開された映像で使う場面を見られる。日本で買えるかは、まだ分からない。
SPECSは米国・英国・フランスで今秋に出荷が始まる予定だ。映像は新しい回が順に足される。日本での提供は、今後の発表を待つことになる。
Snapは2026年10月20日(米国時間)、俳優のロバート・ダウニー・Jr.(Robert Downey Jr.)氏が、同社のARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者(CCEO)に就いたと発表した。SPECSは、かけると目の前の景色にデジタルの映像が重なって見える、眼鏡型のコンピューターだ。
何をする役なのか
発表によると、ダウニー・Jr.氏の役目は、SPECSで何ができるのかを利用者に伝え、思い描いてもらうことだ。肩書きには「名誉(honorary)」が付いている。SPECSのさまざまな部門と組み、新しい機能を探ったり、レンズ(SPECSで動くアプリのようなもの)の体験を形にしたり、オリジナルの映像を作ったりする。ハードウェアや、対面で試せる体験づくりにも加わる。娯楽や教育から、医療・エンジニアリング・製造の分野まで、ARで暮らしや仕事をどう良くできるかも探るという。
最初の仕事は、SPECSを試すオリジナルの映像シリーズだ。仕事の場所を整える、ゴルフを上達させる、番組を見てくつろぐ、絵の腕を磨く、といった場面を見せる。SPECSの公式サイトとYouTubeで公開していて、新しい回も順に足していく。
本人とCEOの言葉
ダウニー・Jr.氏は発表の中で、この20年に出たウェアラブル端末をほぼすべて試し、たいていは感心しなかったが、SPECSには40秒で納得したと述べた。家族が端末をのぞき込む代わりに、体験を分かち合える点も挙げた。自分が演じた「テクノロジーに前向きなスーパーヒーロー」が作ったARグラスの約束を果たすもの、とも表現している。
Snapの共同創業者でCEOのエヴァン・スピーゲル(Evan Spiegel)氏は、20年近くこの技術の行方を思い描いてきた同氏と組めるのは光栄だと述べた。
かんたんに言うと
AR(拡張現実)は、目の前の現実の景色に、文字や映像を重ねて見せる技術だ。SPECSは、透けて見えるレンズにその映像を映し、手の動きと声で操作する。製品ページによると、映像が見える範囲は51度で、約10フィート(約3メートル)先に置いた115インチの画面に相当する。重さは、フレームの幅が47mmのサイズで132g、52mmのサイズで136gだ。
日本ではどうなるのか
Snapの9月16日の発表によると、SPECSは米国・英国・フランスで、今秋に出荷が始まる予定だ。公式サイトでは2,195ドルで予約を受け付けていて、予約のときに返金できる予約金200ドルを払う。携帯電話の回線につながる充電ケースとのセットは2,395ドルだ。
日本での提供は発表されていない。公式サイトのよくある質問によると、予約できるのは米国・英国・フランスだけだ。ほかの国の人は順番待ちに登録すると、提供が広がったときに知らせを受けられる。
まとめ
Snapは、ロバート・ダウニー・Jr.氏を、ARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者に迎えた。使い方を伝える役として、映像づくりなどに加わる。SPECSは米国で2,195ドルからで、今秋の出荷を予定する。日本での発売の時期や価格は、発表されていない。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。