NASAのタイタン探査機に名前を載せられる 締め切りは2027年1月16日
NASAは、2028年に打ち上げる探査機ドラゴンフライに一般の人の名前を載せる募集を始めた。名前はチップに記録されて土星の衛星タイタンへ向かい、申し込んだ人には記念の搭乗券が届く。締め切りは日本時間で2027年1月16日の昼すぎだ。
サイエンス- ●名前はチップに記録され、2034年にタイタンへ着く予定
- ●入れるのは名、姓、メールアドレスの3つだけ
- ●米東部時間1月15日の深夜、日本時間16日午後1時59分に締め切り
申し込みは数分で終わる。案内のメールを受け取るかのチェックは必須ではないので、いらなければ外したままでよい。
打ち上げは2028年、到着は2034年の予定だ。名前がタイタンの空を飛ぶまで、あと8年ほどある。
自分は行けなくても、名前だけなら土星の衛星まで送れるとしたら、申し込んでみたくならないだろうか。
NASAは2026年10月29日、探査機「ドラゴンフライ」に一般の人の名前を載せる募集を始めた。名前はチップに記録され、機体と一緒に土星最大の衛星タイタンへ向かう。チップは、データを記録する小さな電子部品だ。申し込んだ人には、自分の名前が入った記念のデジタルの「搭乗券」が届く。
ドラゴンフライは、回転する翼で空を飛ぶ探査機だ。NASAは、ほかの天体の空を飛んで表面を調べる、初めての科学探査になるとしている。機体はいま、米メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンズ大学応用物理研究所で組み立てている。2028年に打ち上げ、2034年にタイタンに着く予定だ。10月23日には、着陸までの流れをコンピューターで再現する模擬飛行の試験も終えた。
申し込みは名前とメールアドレスだけ
申し込みは、NASAの特設ページで受け付けている。画面は英語だが、スペイン語にも切り替えられる。入れるのは名、姓、メールアドレスの3つで、国を選ぶ欄はない。NASAの科学部門を率いるニッキー・フォックス氏も、すべての人に名前を送ってほしいと呼びかけた。
入力欄の下には、探査の案内メールを受け取るかを選ぶチェックがある。ただ、こちらは必須ではない。締め切りは米東部時間で2027年1月15日午後11時59分。つまり日本では、1月16日の午後1時59分までになる。
行き先のタイタンは厚い大気に包まれ、液体のメタンが川や湖をつくり、広い砂丘もある。生き物の材料になる有機物も多い。ドラゴンフライは着いたあと、場所を移しながら飛び、生命が生まれる前の化学反応の手がかりを探す。フォックス氏は、タイタンを「私たちの世界にもっとも似ている」遠い世界だと話す。
名前が届くのは8年ほど先だ。それでも、打ち上げのニュースを見て、あの機体に自分の名前も乗っていると思えれば、遠い宇宙の話がぐっと身近になる。
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代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。