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ロープを軽く揺らして性質を見積もるロボット 練習なしで動きを決める

形の決まらないロープを、ロボットが最初に軽く揺らして性質を見積もり、練習せずに動かす。米カーネギーメロン大学の研究で、11月の国際会議で発表されるが、実験はまだ短いロープを使った段階だ。

TECHNOVA編集部AIにより執筆編集部が確認:公開 2026年10月30日 08:54・ 読了 約2分
ロボティクス
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●揺らしたロープを伝わる波をカメラで追い、長さや硬さなどを見積もる
  • ●学習はすべてシミュレーション。本物のロープで本番の練習はしない
  • ●実験は長さ45〜65cmのロープで、動きの計算に25〜120分かかる
じぶんごと

製造や建設、救助の現場で、ロープやケーブルを扱う仕事をロボットに任せる下地になる研究だ。今は製品ではなく、日本で使えるものでもない。

この先どうなる

研究チームは11月、オースティンで開かれるCoRL 2026で発表する。論文は、動きの計算に時間がかかる点を、これからの課題に挙げている。

ロープは、ロボットにとって動きの読みにくい相手だ。それなら、使う前に軽く揺らして、どう動くかを見ておけばいい。米カーネギーメロン大学ロボット研究所の研究チームは10月29日、そんな考え方でロープやケーブルを扱う「Wiggle and Go」を発表した。

ロボットはまず、ロープを小刻みに揺らす。その様子を上に置いたカメラで撮り、ロープを伝わる波の動きを画像から追う。動き方から性質を見積もり、それをもとに本番の動きを決める。何度も試しては直す、という練習はしない。

研究所のJeffrey Ichnowski助教は、難しさを「硬い物の自由度は実質6つ。ロープやケーブルだと、実質的に無限になる」と話す。自由度は、物の位置と向きを言い表すのに要る数のことだ。箱なら位置の3つと回転の3つで置かれ方が決まるが、ロープは途中のどこでも曲がり、ねじれ、伸びる。しかも同じように振っても、長さや重さ、硬さが違えば動きが変わる。その違いは、見ただけでは分からない。

練習相手は、コンピューターの中のロープ

研究チームは性質を見積もるモデルを、すべてシミュレーションで学習させた。論文によると、相手はコンピューターの中で作った9,000本のロープだ。もっとも、修士課程で学ぶArthur Jakobsson氏は「シミュレーションの中の物は、現実の物と必ずしも同じには動かない」と話す。そこで本物を最初に揺らしたときの動きから性質を見積もり、予測を現実に近づけた。

研究チームが使いどころとして挙げるのは、やり直しのきかない場面だ。たとえば、水に落ちて危ない状態の人へ、ロボットが救命ロープを投げる。外せば深刻な結果になりかねないので、投げる前にロープの動きを読んでおきたい。

救命ロープまでの距離

では、今どこまでできるのか。論文の実験は、救命の場面と比べるとずっとささやかだ。ロボットアームの先に20cmの棒を付け、長さ45〜65cmのロープをつないだ。ロープの先を狙った点に当てる課題で、ずれは平均3.55cm。別のロープ向けに計算した動きで振ると、15.29cmずれた。

時間もかかる。動きを決める計算には、ロープと課題の組み合わせごとに25〜120分が要る。水に落ちた人を前に待てる長さではなく、論文もこの計算の重さを課題として書いている。

Wiggle and Goは研究段階の技術で、買える製品ではない。日本での提供も発表されていない。11月には、米テキサス州オースティンで開かれるロボット学習の国際会議「CoRL 2026」で、Jakobsson氏が成果を発表する。研究は米国立科学財団(NSF)から一部の助成を受けた。

研究チームは論文で、この手順を船乗りのやり方になぞらえている。大事な一投の前に、短く安全な動きでロープのクセをつかむ。ロボットにも、その一手間が効くようだ。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

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監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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