国立天文台を応援できるクレジットカード 使った額の0.1%が支援に
国立天文台とエポスカードが「国立天文台エポスカード」を作った。新しく入会すると1,000円、使うとその0.1%分が天文台への支援になる。ただし0.1%分は自分に付くポイントから差し引かれ、手元の還元は0.4%分になる。
サイエンス- ●新しく入会すると、カード会社から天文台へ1,000円が贈られる
- ●使った額の0.1%分も支援に回る。自分のポイントは0.5%から0.4%分に
- ●券面は水沢の電波望遠鏡と、すばる望遠鏡と彗星の2種類から選べる
ポイントの還元を少しでも多くしたい人には向かない。毎日の支払いで天文学を応援したい人や、星の写真の券面を持ち歩きたい人向けの1枚だ。
支援金は、研究のほか、若手研究者の育成や天文学の教育と普及にも使われる。
「国立天文台エポスカード」は、ふだんの買い物で国立天文台の研究を支えられるクレジットカードだ。国立天文台とエポスカードが共同で作り、2026年10月23日に申し込みの受け付けが始まった。入会金と年会費はかからないが、ポイントの付き方には少し注意が要る。
支援は2つの形で届く
1つ目は入会のときで、新しく入会すると1件につき1,000円を、エポスカードが国立天文台に寄付する。入会した人が払うお金は無い。
2つ目はカードを使うたびの支援になる。エポスカードでは200円につき1ポイント、使った額の0.5%分のエポスポイントが付き、このうち0.1%分が国立天文台に渡る。ただし、この0.1%分は自分に付くポイントから差し引かれるので、手元に付くのは0.4%分。ショッピングの一部の使い方やキャッシングは、支援の対象から外れるという。
集まった支援金の使い道は、国立天文台の研究のほか、若手研究者の育成や、天文学の教育と普及だ。国立天文台はハワイのすばる望遠鏡やチリのアルマ望遠鏡などを動かす、日本の天文学の中心となる研究機関として知られる。
券面は星空の写真2種類
デザインは次の2つ。
- 岩手県奥州市にある水沢VLBI観測所の大きなパラボラアンテナと、その上をめぐる北の空の星
- 2024年に地球に近づいた紫金山・アトラス彗星と、ハワイ島マウナケアのすばる望遠鏡
すでにエポスカードを持っている人がこのデザインに替えるには、1,100円かかる。入会や切り替えから3か月以内にショッピングで合わせて10万円以上使えば、スマホのスタンドが付いた星座早見盤ももらえる。
ポイントが少し減るのと引き換えに、毎日の支払いが天文学の応援に変わるわけだ。星空が好きなら、財布に入れておく理由としては十分かもしれない。
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。
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