AIをパソコンの中で動かす新Surface「Laptop Ultra」 日本は51万3,480円から
Microsoftは10月7日(米国時間)、NVIDIAの新しいチップ「RTX Spark」を積んだノートPC「Surface Laptop Ultra」の予約を始めた。大きなAIをネットにつながずにパソコンの中で動かせるという。日本のMicrosoft Storeでは51万3,480円からで予約を受け付けている。
ガジェット- ●NVIDIAの新チップ「RTX Spark」を積んだSurface
- ●大きなAIをクラウドに頼らずパソコンの中で動かせる
- ●日本は51万3,480円から予約受付、米国は10月16日から販売
動画の編集や3D、AIの開発をする人向けの高価なモデルだ。ふつうの用途には今のSurfaceで十分だろう。
ASUSやDell、HPなど各社からもRTX Spark搭載のPCが出る。AIを手元で動かすPCが増えていきそうだ。
Microsoftは2026年10月7日(米国時間)、NVIDIAの新しいチップ「RTX Spark」を積んだノートPC「Surface Laptop Ultra」の予約を始めた。同社は「これまでで最もパワフルなSurface」としている。日本のMicrosoft Storeでも、51万3,480円からの価格で予約を受け付けている。
何が発表されたのか
Surface Laptop Ultraは、NVIDIAのRTX Sparkを中心に設計し直したノートPCだ。RTX Sparkは、画像の処理を担うGPU(最大6,144コア)と、計算を担うCPU(最大20コア)を1つにまとめ、最大128GBのメモリを両方で分け合う。AIの処理性能は最大1ペタフロップスで、1,200億を超えるパラメーター(AIの規模を表す数)のモデルを、パソコンの中で動かせるという。
画面は15インチのタッチスクリーンで、Surface Laptopで最も明るく鮮やかだとしている。厚さは18mm未満。ノートPCに磁石でくっつくUSB-Cの充電端子「Magnetic Connect」を、世界で初めて内蔵した。色はプラチナとナイトフォールの2色。
かんたんに言うと
いまのAIの多くは、インターネットの向こうの大きなコンピューター(クラウド)で動いている。Surface Laptop Ultraは、大きなAIを手元のパソコンだけで動かせるようにした。データを外に出さずに済み、使うたびの利用料も気にしなくてよい、という考え方だ。
同じ日の発表会では、Windowsを、AIのエージェント(人の代わりに作業を進めるAI)が安全に動く場所にしていく方針も示された。エージェントが触れる範囲を区切る仕組み「Microsoft Execution Containers」の一般提供などが含まれる。
日本ではどうなるのか
米国では2,599ドルからで、10月16日から販売が始まる。日本のMicrosoft Storeの製品ページでは、51万3,480円から予約できる。開発者向けの小型デスクトップ「Surface RTX Spark Dev Box」(5,999ドル)は、米国のMicrosoft.com限定で、11月に出荷が始まる。
まとめ
NVIDIAによると、RTX Sparkを積んだPCは、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSI、Gigabyteなどからも登場する。AIをクラウドだけでなく手元でも動かす流れが、PC選びの新しい軸になりそうだ。