Amazon、パスキー設定が5億人超に ブラウザーと買い物アプリへ展開
Amazonがブラウザーとモバイル向け買い物アプリでパスキー対応の展開を発表した。有効にした顧客は5億人を超えた。指紋認証などでログインする仕組みと、発表で示された安全性、日本での提供情報を整理する。
IT- ●Amazonがブラウザーと買い物アプリへパスキー対応を展開
- ●Amazonアカウントで有効にした顧客は5億人を超えた
- ●指紋認証や顔認証などでログイン。日本での提供は未発表
Amazonで買い物をする人に関わる、パスワードを入力せずにアカウントへ入る方法の話だ。
ブラウザーと買い物アプリへの展開で、パスワードを使わないログインの利用がさらに広がる可能性がある。
Amazonが、ブラウザーとモバイル向け買い物アプリでパスキー対応の展開を発表した。FIDO Allianceの2026年10月20日付の発表によると、Amazonアカウントでパスキーを有効にした顧客は5億人を超えた。
何が発表されたのか
パスキーは、パスワードを使わずにアカウントへログインする方法だ。今回示された展開先は、ウェブサイトを見るブラウザーと、モバイル向けの買い物アプリである。
注目したいのは、対応する場所と、設定した顧客の数だ。5億人を超えたという数字は、Amazonアカウントでパスキーを有効にした顧客を指す。FIDO Allianceによると、Amazonでのパスキー利用は日々拡大している。
かんたんに言うと、端末で本人確認する入り口
パスワードでのログインを「合言葉を入力して入る方法」にたとえるなら、パスキーは「端末で本人確認して入る方法」だ。端末の指紋認証、顔認証、PIN(暗証番号)を使う。
違いは、文字列のパスワードを使わない点にある。買い物に使うアカウントへ入る際の本人確認を、指紋や顔などを使って行う仕組みだ。
FIDO Allianceは、パスキーでのログインは従来のパスワードの6倍速いとしている。これは同団体が示した比較であり、今回の記事で実測した結果ではない。
安全性についても同団体は、パスワードのように推測されないとしている。また、フィッシング(偽のサイトなどで情報をだまし取る行為)で盗まれないと説明している。入力の手間だけでなく、パスワードを盗まれる問題への対策としても紹介されている。
日本では
日本での提供は発表されていない。資料には、日本で使えるか、提供時期、日本語への対応についての記載がない。今回の展開発表だけでは、日本での利用条件までは分からない。
まとめ
Amazonは、ブラウザーと買い物アプリでパスキー対応の展開を発表した。有効にした顧客は5億人を超えている。
パスワードの代わりに端末で本人確認する方法が、買い物の入り口でも広がる可能性がある。ただし、日本での提供状況は、今回の発表とは分けて確認する必要がある。
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チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月21日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。