PikaがChatGPT向け拡張機能を発表、会話内で画像・動画・音声を生成
Pikaは、ChatGPTの会話内で画像・動画・音声を生成する拡張機能を発表した。デスクトップ版とウェブ版に対応し、生成後の編集や保存済み作品の取り込みも可能としている。日本での提供は発表されていない。
AI- ●PikaがChatGPT向けの制作拡張機能を発表
- ●会話内で画像・動画・音声の生成や編集が可能としている
- ●デスクトップ版とウェブ版に対応、日本での提供は未発表
ChatGPTで企画を考える人にとって、会話を続けながら画像や動画を作るための道具に関わる発表だ。
企画の相談から素材の生成、編集までを会話内で進める制作方法が広がる可能性がある。
Pikaは2026年10月16日、ChatGPT向けの制作拡張機能を発表した。同社によると、会話を離れずに画像・動画・音声を生成できる。
何が発表されたのか
拡張機能は、もとのサービスに機能を付け足す道具だ。名称は「Pika x ChatGPT plugin extension」。Pikaは、この拡張機能のためにOpenAIと協力した。
対応するのはデスクトップ版とウェブ版のChatGPTだ。利用には拡張機能の追加と、既存または新規のPikaアカウントへのログインが必要になる。チャットで「@Pika」と呼びかけて制作を始める。
Pikaによると、40以上の制作アプリを利用できる。生成モデルと呼ぶ、作品を生み出すもとになる仕組みも100以上を用意する。会話内の操作画面で見た目を選び、生成結果を調整できるとしている。
かんたんに言うと、会話の横に制作机を置く
たとえるなら、企画を相談する机の横に、画像や動画を作る制作机を置くようなものだ。Pikaによると、会話内の企画や参考資料を使って制作を進められる。
会話画面の横には、制作専用の作業画面も開けるという。文章で指示するだけでなく、画面を操作しながら仕上げる構成だ。
Pikaが説明する機能は、素材を新しく生成するだけではない。複数の素材をまとめて編集し、映像素材をつないで動画を作れるとしている。
編集には、映像を時間順に並べる「タイムライン」を使う。Pikaによると、ここで長さを調整し、個別の映像を再生成できる。場面の切り替えや効果を加え、動きに合う効果音・音楽も作れるという。
また、参考写真から商品広告を作ったり、画像や動画の照明を変えたりできるとしている。完成前の素材を直す作業も、今回の拡張機能の対象だ。
Pikaによると、保存済みの作品をChatGPTに取り込んで再編集できる。ChatGPTで作った作品は会話内に表示され、Pikaにも保存されるという。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。日本で利用できるか、日本向けの提供時期や価格、日本語への対応は、今回の資料には記載がない。
まとめ
今回の発表は、ChatGPTの会話に制作と編集の道具を組み込むものだ。Pikaは、画像・動画・音声の生成に加え、素材の調整や作品の再編集にも対応するとしている。
企画を相談した内容から素材を作り、その場で直す制作方法が広がる可能性がある。ただし、日本での利用を考える際は、提供状況の確認が必要だ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月21日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。