メルペイ、ネット決済専用のJCB番号を提供開始 実物カードなしで利用可能
メルペイが、実物のカードを発行しないネット決済専用のJCB番号を提供開始した。メルカリアプリから申し込み、通販などに使う仕組みだ。順次提供で、本人確認や後払い契約などの条件があり、ポイント還元は対象外となる。
IT- ●メルペイがネット決済専用のJCB番号を順次提供
- ●申し込みは18歳以上で高校生を除き、後払い契約が必要
- ●街の店舗では使えず、ポイント還元も対象外
メルカリの売上金を通販の支払いに充てたい人や、実物のカードを増やしたくない人に関係する。
順次提供のため、利用者によって異なる時期に申し込めるようになる予定だ。
メルペイは2026年10月22日、「オンライン決済用カード番号」の提供を開始した。決済ブランドのJCBに対応するネット決済専用の番号で、プラスチック製カードは発行しない。
ネットの支払いに使う番号をアプリで発行
申し込みはメルカリアプリで受け付ける。順次提供のため、利用できるようになる時期は利用者によって異なる。
メルペイによると、発行後はアプリでカード番号や有効期限を確認できる。JCB加盟のオンラインショップなどが利用先となり、発行後すぐに通販やデリバリーなどのオンライン決済に使えるとしている。
一方、街の店舗での対面決済には利用できない。また、この番号での利用はポイント還元の対象外だ。利用先だけでなく、還元の有無も確認しておきたい。
かんたんに言うと、カードの「番号部分」を持つ仕組み
財布にカードを追加するのではなく、ネットの支払い欄に入力する「番号部分」をアプリで持つ、と考えると分かりやすい。提供の背景には、カードの所持枚数を増やしたくないという利用者の声がある。
メルペイによると、メルカリの売上金を支払いに充てられる。支払い方法としては、後払いサービス「メルペイのクレジット(翌月払い)」の契約が必要だ。実物のカードはなくても、後払いの契約を伴うサービスである点は押さえておきたい。
不正利用時は、アプリから即時に利用停止の手続きができるとしている。番号変更を伴う再発行手続きも、アプリから行えるという。
申し込める人と必要な手続き
申し込み対象は18歳以上で、高校生は対象外だ。メルカリアカウントに加え、「アプリでかんたん本人確認」の完了が必要となる。
「メルカード」「メルカード ゴールド」の保有者や、審査中の人は申し込めない。すでにこれらのカードを持つ人が、追加で申し込むための番号ではない。
メルペイによると、翌月払いを契約済みなら、申し込み後、最短30秒で番号を発行できる。ただし、定額・分割払いを利用するには、それらを含む「メルペイのクレジット(翌月払い)」の契約が必要だ。
まとめ
今回のサービスは、実物のカードを増やさずに、ネット決済用の番号を持つ選択肢だ。ただし、対面決済には使えず、ポイント還元もない。申し込み条件と後払い契約の確認が欠かせない。
提供は順次進む予定だ。メルカリの売上金をネットの支払いに使いたい人にとって、選択肢の一つになる可能性がある。
同じ話題を、ほかのメディアでも
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。