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AIに薬を聞くと、同じ製品ばかり勧める 約88万件の回答を大阪公立大が分析

大阪公立大学などの研究グループは、5種類のAIが薬を勧めるときの傾向を約88万件の回答から調べた。同じ成分の製品がいくつもあるのに、第1候補は平均97.5%で特定の1製品に集中し、先発医薬品が選ばれやすかった。

TECHNOVA編集部AIにより執筆編集部が確認:公開 2026年10月28日 14:06・ 読了 約2分
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AI
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●5種類のAIによる薬の推奨、約88万件を大阪公立大などが分析
  • ●第1候補は平均97.5%で1製品に集中。先発医薬品が選ばれやすい
  • ●勧めどおりに置き換えると、51成分のうち38成分で費用が増える試算
じぶんごと

薬のことをチャットのAIに聞くと、同じ製品ばかり勧められることがある。答えは参考にとどめ、薬を選ぶときは医師や薬剤師に相談したい。

この先どうなる

研究グループは、医療の場でのAIの振る舞いを多角的に測り、公平な使い方につなげるとしている。医療のAIを評価する新しい物差しになりそうだ。

薬局でもらった薬の名前を、チャットのAIに打ち込んで調べる。いまでは珍しくない光景だ。そのAIが薬を勧めるとき、実はかなり偏っているらしい。

大阪公立大学の植田大樹教授らの研究グループは2026年10月26日、5種類のAIが薬を勧めるときの傾向を調べた結果を発表した。対象はGPT-5.4、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Flash、Llama 4、MedGemmaで、集めた回答は約88万件。同じ成分の製品がいくつもあるのに、AIが第1候補に挙げる製品は、平均97.5%の場面で1つに決まっていた。

候補は平均5.5製品、選ぶのは1つ

薬には、効き目のもとになる「有効成分」が同じでも、名前や値段の違う製品がいくつもある。代表的なのが、最初に承認された「先発医薬品」と、同じ成分で同じ基準を満たして承認される「後発医薬品」だ。後発医薬品は、ジェネリック医薬品とも呼ばれる。

研究グループは、病気と有効成分の123通りの組み合わせに、年齢や性別、所得などを変えた1,440通りの患者の設定を掛け合わせ、177,120件の架空の症例を作った。そのうえで、米国食品医薬品局(FDA)が承認した製品名を最大3つ挙げるようAIに頼み、883,403件の回答を医師が確かめた。

候補は1つの組み合わせあたり平均5.5製品あった。それでもAIの第1候補はほぼ1つに絞られ、違うAIどうしでも選ぶ製品はよく一致した。選ばれやすかったのは先発医薬品や、Googleでよく検索される製品、Wikipediaに専用のページがある製品だという。ネットで名前をよく見かける薬ほど勧められる、というわけだ。ちょっと気になる結果だ。

植田教授は「AIが多くの候補から薬を選んでいるように見えても、同じ製品ばかりを勧める場合があります」と話す。

勧めどおりなら、費用は大きく増える

研究グループは、実際に処方されている製品の割合を、AIの勧めに置き換えて費用を見積もった。すると、分析できた51の有効成分のうち38で費用が増え、全体では年に約5,560万ドル、率にして1,019%の増加になった。

もっとも、これは用量などに仮定を置いた仕入れの費用の試算で、実際の医療費や患者の負担が増えたことを示すものではない。対象は米国で承認された製品で、日本の薬で同じ傾向が出るかは、今回の発表からは分からない。

一方で、安い製品や後発医薬品を優先するよう指示を足すと、偏りは残ったものの、第1候補は指示に沿う方向に変わった。AIの答えは、調べものの入り口くらいに考えておくのがよさそうだ。薬を選ぶときは、医師や薬剤師に相談したい。

AIが医療の場に入るほど、答えの正しさに加えて、偏りを確かめる仕組みも求められていくだろう。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

編集部が確認:。確認した監修者は、この下に載せています。

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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