パナソニック、ミニコンポの生産を11月から順に終える 全機種が対象で後継なし
パナソニックは10月26日、CDステレオシステム、いわゆるミニコンポの全機種の生産を、2026年11月以降に順に終えると知らせた。後継の商品はない。CDとスマホの音楽、ラジオを1台で聴ける据え置きの機器が、同社の品ぞろえから消えることになる。
ガジェット- ●ミニコンポの全機種の生産を、2026年11月以降に順に終える
- ●後継の商品はないと、公式サイトで明言した
- ●PHILE WEBによると、いま案内している4機種が対象になる
パナソニックのミニコンポを買おうと考えていた人は、店に在庫があるうちに選ぶことになる。生産が終わる時期は機種ごとに順にとされ、それぞれの日付は示されていない。
生産が終わると、店頭の在庫がなくなりしだい新品は手に入りにくくなる。CDを聴く据え置きの機器は、ほかの会社の製品から選ぶことになりそうだ。
パナソニックは10月26日、ミニコンポの生産を2026年11月以降、順に終えると知らせた。対象は全機種で、後継の商品はない。お知らせは短く、「長年にわたり当社CDステレオシステム(ミニコンポ)をご愛顧いただき、心より御礼申し上げます」と結んでいる。
ミニコンポは、CDプレーヤーとアンプ、スピーカーを小さくまとめた据え置きのオーディオだ。棚や机に置いて、CDやラジオを気軽に聴ける。パナソニックは、こうした製品を「CDステレオシステム」と呼んで売ってきた。
PHILE WEBによると、公式サイトで案内している機種は「SC-PM270」「SC-HC320」「SC-HC420」「SC-PMX90」の4つ。どれも「後継商品はございません」とされている。
スマホの音楽も聴ける機種まで
終わるのは、古いつくりの機種ばかりではない。2023年10月に発表したSC-PM270は、CDのほかに、Bluetoothでスマホの音楽を流せる。USBメモリーに入れたMP3も再生でき、FMとAMのラジオも聴ける。スピーカーの出力は、合わせて20Wだ。
パナソニックの比較表を見ると、Bluetoothにはどの機種も対応している。CDとスマホとラジオを1台でまかなえる機器として、売り場に並んでいた。
お知らせが対象にしているのはミニコンポで、CDラジオなどほかの製品は含まれない。機種ごとにいつ生産を終えるのか、なぜ後継を作らないのかは、示していない。
もっとも、ディスクを再生する機器から手を引く動きは、ほかの会社にも見える。ソニーでも10月、4K映像のブルーレイを再生できる唯一のプレーヤーが、直販サイトで入荷終了になった。CDを1台で手軽に聴ける機器は、これから選べる数が少しずつ減っていくのかもしれない。
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代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。