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1500℃を超えても固体のままの「超イオン氷」、3つ目の形を実験で確認 天王星と海王星の奥にあるかもしれない氷
フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)などの研究チームは、ごく少しの水を約200万気圧まで押しつぶしながらレーザーで熱し、酸素の原子が「六方最密」という並び方をした超イオン氷を、初めて実験で確かめた。約1800K(およそ1500℃)を超える熱さでも固体のままの氷で、超イオン氷の形としては3つ目になる。論文は2026年9月に米国物理学会の学術誌に載った。
研究チーム、氷による原始細胞の形成を報告 膜の袋の中でタンパク質を合成
凍結と解凍によって分子を濃縮し、細胞ほどの大きさの膜の袋に取り込む研究が報告された。研究チームによると、袋の内部ではタンパク質も合成された。生命の誕生につながる物理的な経路を探る成果だ。
ケンブリッジ大学、北極の冬の海氷予測を再評価 海底に残る物質で偏りを検証
ケンブリッジ大学などは、約6,000年前の海底堆積物を手がかりに、北極の冬の海氷予測を再評価した。過去をよく再現した計算を重視する手法で、海氷面積を大きく見積もる偏りを補正したとしている。
MITなど、南極の氷崖の連鎖崩壊説を検証 海面上昇予測に関わる観測結果
MITとウッズホール海洋研究所が、南極の氷崖の崩壊を衛星データで検証した。研究チームによると、高い崖の後退は短期間で止まり、連鎖的な崩壊は見られなかった。安定性には高さだけでなく、氷の下の地形なども関わるという。
人の腎臓サイズのブタ腎臓、最長1年間の低温保存後に機能回復を研究チームが報告
研究チームは、人の腎臓に相当する大きさのブタ腎臓を−150℃で最長1年間保存し、機能回復を確認したと報告した。氷を作らず固める方法と電磁気による加温を組み合わせた成果で、研究論文はプレプリントとして公開された。
スイスの氷河、2026年に体積の5%超を失う 小さな氷河は完全に消えた
スイスの氷河が、2026年の1年間で体積の5%あまりを失った。スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH Zurich)が、観測の結果として発表した。雪の少ない冬と、記録的な夏の暑さが重なった。小さな氷河のいくつかは、完全に消えたという。
ESA、Sentinel-3Cの初の地球画像を公開 海面や氷床の観測値も
ESAがSentinel-3Cの初の地球画像と観測値を公開した。打ち上げからわずか2週間で、海の色や氷の様子、海面の高さを捉えた。正式な運用に向けた確認・調整は続き、完了までさらに5カ月かかる予定だ。
ESA、火星で最大1800kmに伸びる雲の形成過程に新たな知見を発表
ESAは、火星のアルシア山に現れる細長い雲の形成過程について新たな知見を発表した。ちりなどを足場にせず、水蒸気から直接氷が生じる過程を加えると、気象モデルで雲を再現できたという。ただし、観測とは一部で一致していない。
2026年ノーベル物理学賞はハルツェン氏、南極の氷で宇宙のニュートリノをとらえる
スウェーデン王立科学アカデミーは10月6日、2026年のノーベル物理学賞をフランシス・ハルツェン氏に贈ると発表した。南極の氷を使う観測施設「IceCube」への貢献と、宇宙から来る高エネルギーニュートリノの発見が評価された。