TrendForce、AR眼鏡の世界出荷は2026年に131万台と予測
TrendForceは、2026年のAR眼鏡の世界出荷を131万台と予測した。2025年の62万台から111.1%増える見込みだ。消費者市場への移行を分析する一方、表示技術には課題も残るとしている。
ガジェット- ●TrendForce、AR眼鏡の世界出荷を131万台と予測
- ●2026年の世界出荷は2025年から111.1%増の予測
- ●日本での提供は発表されていない
情報を表示する眼鏡に関心がある人には、市場の広がりと表示の読みやすさが注目点だ。
TrendForceは、2027年のAR眼鏡の世界出荷が前年比で約80%増えると予測している。
TrendForceは2026年10月15日(現地時間)、AR眼鏡の世界市場に関する分析を発表した。試作段階から消費者市場へ移りつつあるとし、MetaのRay-Ban Displayの成長が予想を上回ったと分析している。
試作品から消費者向けの市場へ
AR眼鏡は、目の前の景色に情報を重ねて表示する眼鏡だ。今回の発表は、新しい製品そのものの発売案内ではない。どのくらい出荷が広がるか、どの企業が市場を担うかを示した予測である。
TrendForceが主要ブランドとして挙げたのは、Metaのほか、XREAL、Even Realities、Rokid、RayNeoだ。また、XREALのAuraは、Googleと共同開発したAR眼鏡として紹介されている。
かんたんに言うと、視界に情報の窓を置く眼鏡
仕組みを身近なものにたとえるなら、見ている景色の上に、小さな情報の窓を置くようなものだ。情報を表示できるだけでなく、その文字や色が読み取りやすいかも重要になる。
TrendForceによると、関連企業は読みやすさの向上を狙い、赤と緑の2色表示を開発中だ。表示する情報の量だけでなく、どのように見せるかも開発の対象になっている。
つまり、今回の発表には、消費者向け市場への移行という話と、表示の工夫という話が含まれる。出荷の規模と、眼鏡越しに情報を読むための技術は、分けて捉える必要がある。
日本では
日本での提供は発表されていない。資料には、日本での発売日や価格、日本語への対応についての記載もない。
今回の出荷予測は世界全体を対象とする。日本で購入できる製品や、その提供時期を示す発表ではない点には注意が必要だ。
まとめ
TrendForceは、2026年の世界出荷を131万台と予測する。2025年の62万台から111.1%増える見込みだ。Metaが約20%を占めて首位を保ち、ほかの主要4ブランドは計53.2%を占めると予測している。
同社によると、XREALのAuraは2026年末までに発売予定だ。さらに、2027年の世界出荷は前年比で約80%増えると予測する。いずれも今後の予定や見通しであり、確定した出荷実績ではない。消費者向けの広がりとともに、表示の読みやすさを高める開発も注目点になりそうだ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月15日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。