LINEの既読と通知、気をつかう機能を無料と有料で比べる スクロールプレビューは今は無料
既読を付けずに読む、通知を鳴らさずに送る、跡を残さずに取り消す。LINEで相手に気をつかう7つの機能を、公式のヘルプをもとに無料とLYPプレミアムに分けて比べた。通知の画面で読んでも、端末によっては既読になる点に注意したい。
IT- ●既読を付けずに読むならスクロールプレビュー。今は無料で、過去のやり取りまで読める
- ●通知の画面で読むだけでも、端末によっては受け取った時点で既読になる
- ●通知なしの送信、跡を残さない取り消し、送った後の編集はLYPプレミアムの特典
既読を付けずに読むだけなら、設定のLINEラボでオンにすれば今は無料で済む。ソフトバンクやワイモバイルの契約者は、有料の特典も条件しだいで追加料金なしだ。
スクロールプレビューは、いずれLYPプレミアムの特典に移る予定だ。8月に有料へ移ったミュートメッセージと同じ流れで、時期とプランの発表が次の焦点になる。
「通知の画面で読めば、既読は付かない」。そう考えて、ロック画面の通知だけでLINEを読む人もいるだろう。ところがLINEのヘルプには、端末によっては「通知を受け取った時点で既読と判定される」と書いてある。
既読を付けずに読む。夜中に通知を鳴らさずに送る。送ったメッセージを、跡を残さずに取り消す。LINEで相手に気をつかう機能は、どこまでが無料で、どこからが有料なのか。LINEヤフーのヘルプと使い方ガイドを、2026年10月25日の時点で読み比べた。
無料と有料、7つの機能を並べる
| 機能 | できること | 料金 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| スクロールプレビュー | トークを開かずに、過去のやり取りまで読む | 今は無料(LINEラボ) | プレビューの中をタップすると、トークが開いて既読が付く |
| 通知の画面で読む | 通知に出たメッセージの内容を読む | 無料 | 端末によっては、通知を受け取った時点で既読になる |
| トークごとの通知オフ | 特定のトークやグループの通知を止める | 無料 | 自分へのメンションの通知がオンなら、メンションされたときは届く |
| ミュートメッセージ | 相手に通知音やプッシュ通知を出さずに送る | LYPプレミアム | 相手のアプリのアイコンやトークの一覧には、未読の数が出る |
| 送信取消(標準) | 自分と相手の画面からメッセージを消す | 無料 | 送信後1時間まで(オープンチャットは24時間)。「メッセージの送信を取り消しました」と出る |
| 送信取消(LYPプレミアム) | 7日以内なら取り消せる。相手が未読なら、表示を出さずに消せる | LYPプレミアム | 取り消す前に出た通知で、相手が内容の一部を見ているかもしれない |
| メッセージ編集 | 送ったテキストを直す | LYPプレミアム | 送信から15分まで。相手の画面に「編集済み」と出る |
既読が付くのは、トークを開いたときとは限らない
既読は、自分が送ったメッセージを相手が見たことを示す印だ。ただLINEのヘルプは、既読を「相手の閲覧状況の目安」と位置づけている。端末によっては、通知を受け取っただけで既読になることがある。既読が付いても、相手が読んだとは限らないという説明だ。
読む側から見ると、通知だけで済ませても、既読が付かないとは言い切れないことになる。既読を付けずに中身を確かめる方法として、LINEが用意しているのがスクロールプレビューだ。
スクロールプレビューは、試験中の機能を先に試せる「LINEラボ」の機能だ。iPhoneでは以前から、トークの一部をプレビューでのぞけた。新しい機能では、プレビューの画面を上下に動かして、前のやり取りまでさかのぼれる。Androidのスマホでも使える。使い始めたときの様子は、10月13日の記事で紹介した。
使う前に、1回だけ設定をオンにする。
- 「ホーム」から「設定」を開く
- 「LINEラボ」をタップする
- 「スクロールプレビュー」をオンにする
あとは、トークの一覧で読みたいトークを長押しする。閉じるときは、プレビューの画面の外側をタップする。1対1のトークのほか、グループ、公式アカウント、オープンチャット、Keepメモ、まだ確認していないトークリクエストでも使える。
使えるのは、バージョン26.15.0以上のスマホ版とiPad版だ。パソコン版と、Androidのサブ端末では使えない。オープンチャットでは、プレビューを開いている間に届いたメッセージが、すぐには出ないことがある。
通知を鳴らさない、跡を残さない送り方は有料
受け取る側の気づかいは、無料でかなりできる。トークごとに通知をオフにしても、相手にLINEから知られることはないと、LINEの使い方ガイドは説明している。通知の内容を出さない設定にすると、通知は「新着メッセージがあります」とだけ出て、相手の名前も隠れる。
一方、送る側の気づかいは、ほとんどがLYPプレミアムの特典だ。
ミュートメッセージは、送信のボタンを長押しして「ミュートメッセージ」を選ぶと、相手に通知音やプッシュ通知を出さずに送れる。早朝や深夜、仕事中の相手にも送りやすい。もとはLINEラボの無料の機能だったが、2026年8月26日にLYPプレミアムの特典に移った。相手の画面では、アプリのアイコンやトークの一覧に未読の数が出るので、届いたこと自体は伝わる。
送信取消は、無料でも使える。ただ2025年10月下旬から順次、取り消せるのは送信後1時間までになった。取り消すと、相手の画面に「メッセージの送信を取り消しました」と出る。LYPプレミアムなら7日以内まで取り消せて、相手が未読なら、この表示を出さずに消すこともできる。
ただしLINEヤフーは、取り消す前に出たプッシュ通知などで、相手がメッセージの一部を見ている可能性があるとしている。以前の「複数人トーク」、公式アカウント、オープンチャット、ボットを使っているトークでは、表示を出さない取り消しは使えない。なお「削除」は自分の画面から消すだけで、相手の画面には残る。
メッセージ編集で直せるのは、自分が送ったテキストだ。期限は送信から15分以内で、相手の画面には「編集済み」と出る。直す前のメッセージの通知は相手の通知センターから消え、直したあとのメッセージは通知されない。
有料にするなら、どのプランか
ミュートメッセージ、表示を出さない送信取消、メッセージ編集の3つは、LYPプレミアムのスタンダードプランとLYPプレミアム with Netflixが対象だ。安いライトプラン エンジョイパックでは使えない。
料金は、LINEアプリから登録すると、スタンダードプランが月額650円、ライトプラン エンジョイパックが290円、LYPプレミアム with Netflixが890円からだ。スタンダードプランは、Webから登録すると月額508円(税込)になる。
ソフトバンクのスマホでスマートログインを設定している人や、ワイモバイルのスマホでY!mobileサービスの初期登録をした人は、スタンダードプランを追加料金なしで使える。お金を払う前に、自分が当てはまらないかを確かめておきたい。LINEのほかの機能は、サービス・システム大全のLINEのページで見られる。
スクロールプレビューは、いつまで無料か
まだ分からないのは、スクロールプレビューがいつ有料になるかだ。LINEヤフーは、LYPプレミアムの特典として出す予定だとしているが、時期も、どのプランに入るかも示していない。LINEラボの機能は、予告なく使えなくなることもあるという。
ミュートメッセージも、LINEラボで試されたあとにLYPプレミアムへ移った。既読を付けずに読みたい人は、無料のうちに使い勝手を確かめておけば、有料になったときに続けるかどうかを決めやすい。
- LINEみんなの使い方ガイド「トークのスクロールプレビュー機能を利用する【LINEラボ】」
- LINEヘルプセンター「スクロールプレビューとは?」
- LINEヘルプセンター「トークの送信状況/既読/未読を確認するには?」
- LINEヘルプセンター「通知の基本的な設定」
- LINEヘルプセンター「通知の便利な設定」
- LINEみんなの使い方ガイド「意外と知らないLINEのあれこれ(LINEの通知編)」
- LINEヘルプセンター「ミュートメッセージとは?」
- LINEヘルプセンター「メッセージの送信取消(取り消し)と削除の方法/相手への表示の違いは?」
- LINEヘルプセンター「メッセージを送信・転送・コピー・編集するには?」
- LINEヤフー「LINEに「通知なしで送信取消」機能がユーザーの声に応えて新登場」(2025年11月7日)
- LINEヘルプセンター「LYPプレミアムとは?」(プランと料金)
- LYPプレミアム「会員登録」(Webからの登録の会費)
記事に出てきたサービスを比べる
機能・料金体系・似たサービスは、姉妹サイト「サービス・システム大全」で比べられます。