16日昼の緊急地震速報、強い揺れはなく取り消し 震源はカムチャツカ半島付近の深さ160km、M6.9の地震
気象庁は10月16日12時40分ごろ、緊急地震速報を出し、約9分後に取り消した。気象庁の情報によると、地震は12時35分ごろにカムチャツカ半島付近の深さ160kmで起きたマグニチュード6.9のもので、国内で観測した揺れは北海道函館市の震度1が最大だった。津波の心配はない。
サイエンス- ●16日12時40分ごろに出た緊急地震速報は、約9分後に取り消された
- ●地震はカムチャツカ半島付近の深さ160km、M6.9。国内の揺れは最大で震度1
- ●気象庁は「強い揺れは観測されなかった」とし、津波の心配もないとした
スマートフォンやテレビで緊急地震速報を受け取った人も多い。今回は強い揺れが来なかったが、速報は数秒の勝負なので、鳴ったときはまず身を守る行動をとることに変わりはない。
ASCII.jpによると、取り消しの理由は説明されていない。気象庁が、なぜ強い揺れを予想したのかを説明するかが注目される。
気象庁は2026年10月16日12時40分ごろ、緊急地震速報を出した。ASCII.jpによると、速報は北海道の千島列島沖を震源とするもので、約9分後の12時49分に取り消された。
実際にはどんな地震だったのか
気象庁が12時52分に出した「震源・震度に関する情報」によると、地震が起きたのは12時35分ごろ。震源はカムチャツカ半島付近で、深さは160km、地震の規模を示すマグニチュードは6.9だった。
国内で観測した揺れは、北海道函館市の震度1が最大だった。気象庁は「この地震で緊急地震速報を発表しましたが、強い揺れは観測されませんでした」としている。この地震による津波の心配はない。
なぜ取り消されたのか
ASCII.jpによると、気象庁は取り消しの理由を説明しておらず、原因はわかっていない。発表の直後から、X(旧Twitter)などで話題になった。
緊急地震速報は、地震が起きた直後のごく短い時間のデータだけで、震源や地震の規模、各地の揺れの強さを予想して知らせる仕組みだ。気象庁は一般的な性質として、次のような場合には予想の誤差が大きくなることがあると説明している。
- 地震の観測網から比較的遠い場所(100km程度以上)で起きた地震
- 100km程度より深いところで起きた地震(震源の真上より、離れた場所で揺れが大きくなることがある)
ただし、今回の速報がこれに当たるかどうかは、気象庁は示していない。
かんたんに言うと
緊急地震速報は、大きな揺れが届く前に「来るかもしれない」と知らせる、時間との勝負の仕組みだ。少ない情報から急いで予想するので、外れることもある。今回は、遠くの深いところで起きた地震で速報が出たが、実際には強い揺れは来なかった。
日本ではどうなるのか
速報が外れることはあっても、緊急地震速報が鳴ったら、まず頭を守り、揺れに備えることが大切だ。気象庁は、速報から強い揺れが届くまでは数秒から長くても数十秒しかなく、震源に近い場所では間に合わないこともあると説明している。
まとめ
10月16日昼に出た緊急地震速報は、約9分後に取り消された。気象庁によると、地震はカムチャツカ半島付近の深さ160kmで起きたM6.9のもので、国内の揺れは最大で震度1、津波の心配はなかった。取り消しの理由は、まだ説明されていない。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。