GMOタウンWiFi、「扶養の壁・年収の壁診断」を制度改正に合わせ更新
GMOタウンWiFiが無料の「扶養の壁・年収の壁診断」を更新。2026年10月1日施行の社会保険適用拡大に対応した。登録不要で税金や社会保険の壁を確認できるが、結果は概算で、勤務先などの基準が優先される。
IT- ●GMOタウンWiFiが「扶養の壁・年収の壁診断」を更新
- ●無料で利用でき、会員登録もアプリのインストールも不要
- ●診断結果は概算で、勤務先や健康保険組合の基準が優先
扶養の範囲や働く時間を考えたい人が、自分に関係する年収の目安を確認するための機能だ。
同社によると、2027年10月には社会保険の企業規模要件が36人以上へ拡大する予定だ。
GMOタウンWiFiが「扶養の壁・年収の壁診断」を更新した。2026年10月1日施行の社会保険適用拡大に対応したもので、「シフト手帳 byGMO」の無料機能として利用できる。
何が変わったのか
今回の更新は、社会保険に加入する条件の変更に対応する。同社によると、改正で「月額賃金8.8万円以上」の要件が撤廃された。同社が年収換算約106万円の壁と説明する条件だ。
同社の説明では、従業員51人以上の企業で週20時間以上働く場合は、原則として社会保険に加入する。昼間の学生は引き続き加入対象外だ。
ただし、すべての壁がなくなるわけではない。同社によると、税金に関する123万円・169万円・178万円などの壁は残る。社会保険の扶養に関する130万円の壁も残るとしている。
かんたんに言うと
この診断は、いくつもある「壁」のうち、自分に関係するものを探す案内図のような機能だ。年収だけでなく、働き方などの条件を質問し、該当する目安を示す。
質問には、年齢、勤務先の規模、週の労働時間、学生かどうかなどがある。同社によると、最大10問、約3分で確認できる。診断する年は2026年と2027年から選べる。
同社は、税金と社会保険それぞれの壁と年収の目安を確認できるとしている。壁を超えた場合の手取りの変化も、診断結果に表示するという。会員登録もアプリのインストールも不要だ。
診断後の管理と注意点
同社によると、診断した年収の目安は「シフト手帳 byGMO」に引き継げる。アプリは入力したシフトから給料を自動計算するという。
設定した年収上限までの残額は、グラフで確認できるとしている。複数の勤務先の給与も、アプリでまとめて管理できるという。診断で目安を調べる機能と、シフトや給与を管理する機能がつながる形だ。
制度の説明と壁一覧の数値は、二級ファイナンシャル・プランニング技能士が監修している。お金や生活設計に関する技能資格を持つ専門家だ。
ただし、診断結果は概算である。実際の手取り額や社会保険の加入状況を保証するものではない。実際の判断では、勤務先や加入する健康保険組合の基準が優先される。
まとめ
今回の更新では、制度改正を踏まえて、自分に関係する年収の壁を無料で確認できる。結果は最終判断ではなく、勤務先などに確認するための目安として扱う必要がある。
同社によると、2027年10月には社会保険の企業規模要件が36人以上へ拡大する予定だ。働き方を考える際には、年収だけでなく勤務先の規模にも目を向ける必要がありそうだ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。