「ゲオアプリ」に弱点2件 偽のサイトを見せられたり、パスワードを盗まれたりするおそれ 最新版への更新を
脆弱性の情報を出すJVNは10月15日、ゲオのスマートフォンアプリ「ゲオアプリ」に2つの弱点(脆弱性)があると発表した。アプリの中で偽のサイトを見せられたり、パスワードを盗まれたりするおそれがある。Android版とiPhone版の11.8.6以前が対象で、直した11.8.8が出ている。
IT- ●「ゲオアプリ」のAndroid版とiPhone版に、2つの弱点が見つかった
- ●偽のサイトを見せられたり、パスワードを盗まれたりするおそれがある
- ●直した版11.8.8が出ている。アプリを最新版に更新すれば防げる
ゲオアプリを使っている人は、Google PlayやApp Storeで、アプリが11.8.8以降になっているか確かめたい。
直した版はすでに出ている。更新すれば、今回の弱点の影響は受けない。
脆弱性の情報を出す「JVN」は2026年10月15日、ゲーム・映像ソフトの店などを営むゲオのスマートフォンアプリ「ゲオアプリ」に、2つの弱点(脆弱性)があると発表した。アプリの中で偽のサイトを見せられたり、利用者のパスワードを盗まれたりするおそれがある。直した版がすでに出ている。
どんな弱点なのか
JVNによると、対象は、Android版とiPhone版の「ゲオアプリ」のバージョン11.8.6とそれより前のものだ。
| 番号 | 中身 | 起こりうること |
|---|---|---|
| CVE-2026-96614 | アプリを開くための特別なリンクの扱いで、制限が足りない | アプリの中のブラウザで、好きなサイトを開かされる。偽のサイトにだまされたり、ログインの状態を表す情報を盗まれたりするおそれ |
| CVE-2026-105271 | 大事な情報を、暗号にせずそのまま保存している | 利用者のパスワードを盗まれるおそれ |
2つ目の弱点は、悪用するのに、スマートフォン本体に直接さわれることと、ある程度の権限が要るとされている。だれでも、ネット越しにすぐパスワードを盗めるわけではない。
どうすればよいのか
JVNは、最新版に更新するよう呼びかけている。弱点を直した「ゲオアプリ」のバージョン11.8.8が、Android版とiPhone版の両方で出ている。AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeで更新できる。
かんたんに言うと
アプリは、外のリンクから直接開けるように作られていることが多い。その入口の確認が甘いと、悪い人が用意したリンクから、アプリの中で偽のページを開かせることができてしまう。また、パスワードを暗号にせずに保存していると、スマートフォンの中をのぞかれたときに、そのまま読まれてしまう。
日本ではどうなるのか
ゲオアプリは、日本のゲオの店で使えるクーポンや、ゲームの予約などに使われている。今回の弱点は、情報セキュリティの専門家がIPA(情報処理推進機構)に知らせ、JPCERT/CCがゲオと調整して公表した。
まとめ
ゲオアプリに、偽のサイトを見せられたり、パスワードを盗まれたりするおそれのある弱点が2つ見つかった。直した版が出ているので、アプリを11.8.8以降に更新しておきたい。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月15日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。