Apple、企業や学校向けにアプリのサブスク一括購入を開始、利用枠をまとめて管理
Appleが企業や学校向けに、アプリのサブスク利用枠をまとめて買う仕組みを開始した。既存の端末管理ツールで割り当てや管理ができるとしている。対象となる組織や今後のグループ購入との違いを整理する。
IT- ●Appleが企業や学校向けにアプリのサブスク一括購入を開始
- ●購入した利用枠は既存の端末管理ツールで割り当て・管理できるとする
- ●日本での提供は発表されていない
職場や学校でアプリをまとめて導入する担当者に関わる、購入と利用枠の管理の仕組みだ。
この冬には、複数の利用枠を買って他の人を招待できるグループ購入も提供される予定だ。
Appleは2026年10月22日、企業や学校向けにアプリのサブスク一括購入を開始した。サブスクは、継続して料金を払い利用する契約のことだ。
何が発表されたのか
対象は、組織向けの仕組みであるApple BusinessやApple School Managerを使う組織だ。自動更新されるサブスクの利用枠を、複数まとめて購入する。
Appleによると、必要な利用枠を1回のアプリ内購入でまとめて買える。購入後は、組織がすでに使っている端末管理ツールで利用枠を割り当て、管理できるとしている。必要に応じて、利用枠をいつでも追加・削除できるという。
購入窓口はApple Business、Apple School Manager、App Storeだ。アプリ提供者向けの管理画面であるApp Store Connectでは、一括購入が標準で有効になっている。ただし、以前に設定を変更した場合は除く。Appleによると、アプリ提供者は購入可能な窓口の設定をいつでも変更できる。
かんたんに言うと
利用枠は、アプリを使うための「席」と考えると分かりやすい。組織が必要な席をまとめて買い、その席を割り当てるイメージだ。買う手続きと、誰に使わせるかを管理する手続きを分けて捉えられる。
今回のポイントは、まとめて買えることだけではない。Appleは、購入した枠を既存の端末管理ツールで扱えると説明している。職場や学校のアプリ導入を担当する人にとっては、購入後の割り当てや、必要な枠数の変更も関係する話だ。
なお、組織向けの一括購入と、他の人を招待して利用枠を共有する「グループ購入」は区別して読む必要がある。両者は利用枠をまとめて買う点では共通するが、案内されている提供時期は同じではない。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。日本で使えるか、提供時期、日本の価格、日本語への対応についても、資料には記載がない。
まとめ
今回始まったのは、対象となる企業や学校がアプリの利用枠をまとめて購入する仕組みだ。組織での購入と、購入後の利用枠の管理を扱う発表である。
今後は、2026年10月28日から、グループ購入をテスト用アカウントで設定・試験できる予定だ。この冬にはApp Storeで提供を始める予定としている。Appleによると、グループ購入では複数の利用枠を買い、他の人を招待して共有できる。
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チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。