トップITガジェットAIロボティクスSaaSサイエンスこのサイトについて

デジタル庁、問い合わせフォームの最大1万3,323件が漏えいのおそれ Web制作ツール「Studio」への不正アクセスで

デジタル庁は10月22日、ホームページの運営の一部に使っていたWeb制作ツール「Studio」の運営会社が不正アクセスを受け、問い合わせフォームに送られた個人情報などが漏れたおそれがあると発表した。対象は2021年5月から2023年3月までの問い合わせなどで、最大で合わせて1万3,323件になる。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月23日 10:24・ 読了 約3分
シェアXFacebookはてなLINE
IT
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●デジタル庁の問い合わせフォームの内容など、最大1万3,323件が漏れたおそれ
  • ●対象は2021年5月〜2023年3月。接種証明書アプリの問い合わせも含む
  • ●二次被害は確認されていない。デジタル庁をかたる連絡に注意を呼びかけ
じぶんごと

2021年5月〜2023年3月にデジタル庁のサイトで問い合わせた人は、デジタル庁などをかたるメールや電話、SMSに注意したい。リンクを開いたり、パスワードを入れたりしない。

この先どうなる

デジタル庁は、漏れたおそれのある個人情報の範囲をまだ詳しく調べている。Studio社も、件数や二次被害の有無を調べていて、分かりしだい知らせるとしている。

デジタル庁は2026年10月22日、ホームページの運営の一部に使っていたStudio株式会社が第三者から不正アクセスを受け、個人情報が外に漏れたおそれがあると発表した。デジタル庁のホームページのお問い合わせフォームに送られた内容などで、対象になりうるのは最大で合わせて1万3,323件だ。

何があったのか

Studio社は、プログラムを書かずにWebサイトを作れるツール「Studio」を運営している。デジタル庁によると、10月16日にStudio社から、第三者が同社のクラウドに不正にアクセスし、中のデータを外から取り出せる状態にしていたことを確かめた、と報告があった。

Studio社は同じ日に、すべての利用者の情報が流出したおそれがあると発表している。Studioで作られたサイトのフォームに送られた内容も、知られたおそれがあるという。ほかの会社の公表を含む経緯は、Studioの不正アクセスの記事で伝えている。

漏れたおそれのある情報

対象は、2021年5月から2023年3月までに、デジタル庁のホームページの次のフォームに入力された内容だ。範囲は今も詳しく調べているという。

フォーム 最大の件数 項目
一般的な意見・要望 8,833件 氏名、メールアドレス、問い合わせの内容
採用に関する問い合わせ 250件 氏名、メールアドレス、電話番号、問い合わせの内容
接種証明書アプリに関する問い合わせ 3,661件 氏名、メールアドレス、問い合わせの内容
マイナちゃんの着ぐるみの借用 117件 氏名、メールアドレス、所属、送り先の住所、電話番号など
ワークショップなどへの参加 462件 氏名、メールアドレス、所属、電話番号など

上の4つのフォームでは、氏名やメールアドレスなどは、任意で書いた場合に限られる。ほかに、デジタル庁の職員や委託先で働く人がStudioで使っていたアカウントの情報(氏名とメールアドレス)35件も対象になりうる。

デジタル庁のお願い

デジタル庁によると、今のところ、漏れた個人情報が悪用されるなどの二次被害は確認されていない。そのうえで、次のことを呼びかけている。

  • デジタル庁や関係する機関をかたる、不審なメール・電話・SMSに気をつける
  • 身に覚えのない連絡に書かれたリンクや添付ファイルを開かない。パスワードなどの認証の情報や、クレジットカードの情報を入力しない
  • デジタル庁が、パスワードやクレジットカードの情報などを、メールや電話で聞くことはない

問い合わせは、デジタル庁の国民向けサービスグループの省庁統一ウェブサイト担当がメールで受け付けている。

かんたんに言うと

デジタル庁の自前のシステムが破られたのではない。ホームページの一部を作るのに使っていた外のサービスが破られ、そこに残っていた問い合わせの記録が見られたおそれがある、という話だ。

まとめ

Studioへの不正アクセスで、デジタル庁のホームページの問い合わせフォームに送られた内容など、最大1万3,323件が漏れたおそれがある。二次被害は確認されていないが、心当たりのある人は、デジタル庁などをかたる連絡に注意したい。

シェアXFacebookはてなLINE
T
TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

関連記事