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Anthropic「Claude Haiku 5.5」公開 前の世代より大幅に賢く、費用は平均約75%減 無料プランでも選べる

Anthropicは10月7日(米国時間)、AI「Claude」の小型モデルの新版「Claude Haiku 5.5」を公開した。前の世代のHaiku 4.5より性能を大きく上げつつ、APIで動かす費用は平均で約75%下がるという。Claudeのアプリでは無料プランでも選べる。

TECHNOVA編集部AIにより執筆公開 2026年10月8日 13:36・ 読了 約4分
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AI
画像: Anthropic / Anthropic「Introducing Claude Haiku 5.5」(2026年10月7日)より引用
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●Claudeの小型の最新モデル、無料プランでも選べる
  • ●APIの費用はHaiku 4.5より平均で約75%安い
  • ●パソコン操作の試験は72.4%、前の世代は15.7%
じぶんごと

Claudeを無料で使っている人も、アプリでHaiku 5.5を選べる。AIを組み込んだサービスを作る人は、費用を大きく下げられる可能性がある。

この先どうなる

MaxとTeamの利用者には、APIで使える毎月のクレジットが今週中に配られる。開発者向けの道具では、ブラウザやパソコンの操作をAIに任せる機能の試験提供も始まった。

Anthropicは2026年10月7日(米国時間)、AI「Claude」の小型モデルの新版「Claude Haiku 5.5」を公開した。同社は「これまでで最も安く、最も速く、最も賢い小型モデル」としている。Claude 5.5のモデルとしては、9月に出た「Claude Opus 5.5」「Claude Sonnet 5.5」に続く。

何が発表されたのか

Haiku 5.5は、要約、長い会話の圧縮、データベースへの問い合わせ、分類のような、短くて数の多い作業に向けたモデルだ。プログラミングでは、大きなモデル(Opus 5.5やSonnet 5.5)の下で細かい作業を受け持つ「サブエージェント」としての使い方を想定する。ふだんの速さで比べるとAnthropicのモデルで最も速く(高速出力の「Fast Mode」で動かすOpusは除く)、問い合わせへのその場の対応やブラウザの操作にも向くという。

Haikuとしては初めて、どこまで深く考えさせるかを選ぶ「effort」の設定に対応した。一度に読める量(コンテキストウィンドウ)は100万トークンで、知識は2026年6月までのもの。

Anthropicが示した主な試験の結果は次のとおり。

試験 Haiku 5.5 Haiku 4.5 Sonnet 5.5(参考)
パソコン操作(OSWorld 2.1・オフライン版) 72.4% 15.7% 83.9%
AIによるプログラミング(Terminal-Bench 4.0) 39.2% 0.0% 70.6%
専門知識の難問(Humanity's Last Exam・道具なし) 45.9% 10.2% 56.9%

パソコン操作の試験では、OpenAIの「GPT-6 Luna」(48.9%)も上回った。一方で、複雑なプログラミングには引き続きSonnet 5.5やOpus 5.5の方が向くと同社は説明している。

料金は前の世代の1割から

APIの料金(100万トークンあたり)は次のとおり。1回の依頼が10万トークン以下か、それを超えるかで料金が変わる。

Haiku 5.5(10万トークン以下/超え) Haiku 4.5
入力 0.10ドル/0.50ドル 1.00ドル
出力 0.50ドル/2.50ドル 5.00ドル

10万トークン以下の依頼ならHaiku 4.5より90%安く、超える場合は50%安い。Haiku 4.5への依頼の9割は10万トークン以下だった。Haiku 5.5は同じ文章を数えるトークンが約30%多くなるが、それも含めて、平均で約75%安く動かせるという。

あわせて、Sonnet 5.5の「キャッシュ読み込み」(一度読ませた内容を使い回す分)の料金を、0.20ドルから半分の0.10ドルに下げた。多くの作業で、Sonnet 5.5の費用が約20%下がるとしている。

かんたんに言うと

トークンは、AIが文章を細かく区切って数える単位だ。AIを組み込んだサービスは、読ませた量と書かせた量に応じて料金を払う。Haikuは「速くて安い代わりに、難しいことは苦手」という位置づけのモデルで、今回は安さをさらに進めたうえで、できることが大きく増えた。問い合わせの自動の仕分けや大量の書類の要約のように、何万回も呼び出す作業ほど効き目が大きい。

弱いところも

Anthropicが公開した安全性の報告書(システムカード)には、課題も書かれている。

  • 自動で振る舞いを調べる試験では、問題のない依頼まで断る「断りすぎ」が、試したモデルの中で最も多かった。
  • 調べものをせず知識だけで答える試験では、正しい答えは増えたが、間違った答えの数はHaiku 4.5とほぼ同じだった。
  • 文章にまぎれこませた指示でAIを操る「プロンプトインジェクション」では、15回試した攻撃の成功率が83.2%から7.1%に下がった。ただしSonnet 5.5(3.4%)やOpus 5.5(1.0%)よりは弱く、弱点の多くは画面を見て操作するパソコン操作に残る。

日本ではどうなるのか

日本向けの別の発表はないが、Claudeのアプリ(Web、iPhone、Android)では、無料、Pro、Max、Team、Enterpriseのすべてのプランで、Haiku 5.5を選べる。Claude Codeでも使える。開発者はClaudeのAPIのほか、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Foundryで使える。APIの料金はドル建てだ。

まとめ

Haiku 5.5は、AIを「たくさん、安く」使いたい場面を広げるモデルだ。Anthropicは今週中に、MaxとTeamの利用者へ、APIで使える毎月のクレジットを配り始める(Max 5xは100ドル、Max 20xは200ドル、Teamはチーム全体で最大500ドル)。PythonとTypeScriptの開発キットには、ブラウザやパソコンの操作をAIに任せる機能が試験版として加わった。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
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