Amazfit、表と裏の両面で太陽光を受けるスマートウォッチ「T-Rex Dual Solar」を10月29日発売 109,800円、条件しだいで最大180日動く
スマートウォッチのAmazfitを展開するZepp Healthは、時計の表だけでなく裏ぶたでも太陽の光を受けて充電する登山向けのスマートウォッチ「Amazfit T-Rex Dual Solar」を10月29日に日本で発売する。10月16日に予約を始めた。メーカー希望小売価格は109,800円。ふつうの使い方で最大25日、裏の太陽光の充電と省電力の設定を組み合わせると最大180日動く。
ガジェット- ●表と裏の両方で太陽光を受けて充電するスマートウォッチ。10月29日発売、109,800円
- ●ふつうの使い方で最大25日、裏で充電すると最大51日、省電力の設定も合わせると最大180日
- ●6つの衛星の測位と、通信圏外でも使える地図を内蔵。YAMAPで作ったルートも取り込める
テント泊や縦走など、何日も充電できない山歩きをする人には選びどころになる。ただし最大180日は、強い光を毎日当て、位置の測定を1時間に1回などに絞った条件での数字だ。ふだんの充電の代わりにはならない。
Amazfitの公式のオンラインストアや大手の通販サイト、取扱店で予約を受け付けている。発売は10月29日。
スマートウォッチのブランド「Amazfit(アマズフィット)」を展開するZepp Healthは2026年10月16日、登山などのアウトドア向けのスマートウォッチ「Amazfit T-Rex Dual Solar(ティーレックス デュアル ソーラー)」の予約を日本で始めた。発売は10月29日で、メーカー希望小売価格は109,800円。色はバサルトブラックの1色だ。
何が新しいのか
いちばんの特徴は、時計の表と裏の両方で太陽の光を受けて充電できることだ。腕に着けている間は表の面で光を受け、休憩のときなどに腕から外して裏ぶたを太陽に向けると、裏の面でも充電できる。裏の受光面はガラスセラミックでできていて、表の約2倍の広さがある。
Zepp Healthは、画面に有機EL(AMOLED)を使うスマートウォッチで、両面で太陽光を受ける仕組みを載せたのは世界で初めてだとしている(同社調べ)。
どれくらい長く動くのか
電池の容量は660mAh。Zepp Healthが示す動く日数は次のとおりだ。
| 使い方 | 最大で動く日数 |
|---|---|
| ふつうの使い方 | 25日 |
| 表の面で太陽光を受けた場合 | 34日 |
| 裏の面で太陽光を受けた場合 | 51日 |
| 裏の面の充電と、アウトドア向けの省電力モードを組み合わせた場合 | 180日 |
太陽光を使った数字は、5万ルクスの強い光を1日3時間当てた場合の値だ。最大180日は、位置の測定を1時間に1回にするなど、使い方を絞った条件で測っている。位置を細かく測り続ける「高精度GPSモード」では、最大41時間使える。Zepp Healthは、太陽光の充電は、ケーブルでのふつうの充電の代わりにはならないとしている。
登山で役立つ機能
- 6つの衛星で位置を測る: アメリカのGPSのほか、日本の「みちびき」(QZSS)など6つの衛星の仕組みに対応し、2つの周波数を使う。木の多い森や谷でも位置をつかみやすくする
- 圏外でも使える地図: 基本の地図を内蔵し、等高線の入った地図などを前もって入れておけば、電波の届かない山の中でも道案内を使える。登山アプリ「YAMAP」で作ったルートのデータ(GPX)も、Zeppアプリを通じて取り込める(YAMAPの有料プランが必要)
- 家族に居場所を知らせる: 「LiveShare」で、今いる場所や標高、心拍数などを、Webのリンクで家族や仲間に見せられる。見る側にアカウントやアプリは要らない。ただし、スマートフォンの電波が届く場所でしか使えず、遭難したときの救助の仕組みではない
- 丈夫さ: 米国防総省の試験規格(MIL-STD-810H)のうち、低い気圧や高温、低温、着氷など9項目の試験をクリアした。水深50mまでのスキューバダイビングにも対応する
- ライト: 白と赤のライトを内蔵。夜のテントの設営などで使える
画面は1.32インチで、明るさは最大3,000ニト。ベゼル(画面のまわりの枠)とボタンにはチタン合金を使い、画面はサファイアガラスで覆った。
なぜ「両面」なのか
ソーラー充電のスマートウォッチはこれまでもあるが、時計の表は画面が大半を占めるので、光を受けられる面積は限られる。腕に着けていると、光の当たり方も袖や腕の向きに左右される。T-Rex Dual Solarは、使っていない休憩中に裏を太陽に向けるという発想で、受光面を広げた。
山小屋やテント場で、モバイルバッテリーの残りを気にしながら過ごした経験のある人は多いだろう。何日も続く山行で、昼の休憩のたびに時計を外して日なたに置いておく。そんな使い方で電池の減りを抑えられるのが、この製品の狙いだ。
かんたんに言うと
時計の裏側にも太陽電池を付けて、休憩中に「日光浴」させれば電池がもっと長くもつようにした、登山向けのスマートウォッチだ。
日本ではどうなるのか
日本では10月29日に発売する。Amazfitの公式のオンラインストアのほか、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングの販売店、Amazfitの取扱店で扱う。店によって取り扱いが違うという。
まとめ
Amazfitの「T-Rex Dual Solar」は、表と裏の両面で太陽光を受けて充電できる登山向けのスマートウォッチだ。10月29日発売で109,800円。条件しだいで最大180日動くが、それは強い光を毎日当て、機能を絞った場合の数字で、ふだんは充電も欠かせない。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。