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消防隊員が入れない火災現場へ テムザックが遠隔操作の小型放水ロボットを開発

テムザックは2026年10月23日、消防隊員が入りにくい場所で遠隔操作により放水する「小型無人走行放水ロボット」の試作機を開発したと発表した。能登半島地震に伴う輪島市の大規模火災で見えた課題を受けた、総務省消防庁の研究開発制度の一環だ。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月24日 08:55・ 読了 約3分
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ロボティクス
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●テムザックが、遠隔操作で放水する小型の消防ロボットを開発した
  • ●ホースをつないだまま走るので、隊員が放水地点まで付き添わずに済む
  • ●2年後の本格稼働を目指し、将来はAIで自律して消火させる計画
じぶんごと

道が狭く消防車が入りにくい住宅街や、津波のおそれがある海沿いの町に暮らす人の、火事への備えに関わる話だ。

この先どうなる

今年度は宗像地区消防本部と開発を進め、試験導入を経て2年後の本格稼働を目指す。将来はAIで自律して消火させる計画だ。

テムザックは2026年10月23日、消防ロボット「小型無人走行放水ロボット」の試作機を開発したと発表した。消防隊員が入りにくい場所で、離れた所から操作して放水する。同日、福岡県の福津消防署で実機を公開した。

何が発表されたのか

テムザックは、京都市に本店を置くロボットメーカーだ。開発には、宗像地区消防本部と、徳島文理大学ロボット創造工学科長の天野久徳教授が協力した。天野教授は、総務省消防庁消防大学校の消防研究センターで特別上席研究官を務めた。

このロボットは、総務省消防庁の研究開発の公募「消防防災科学技術研究推進制度」に採択された計画の一環だ。消防庁の2025年4月11日の発表によると、令和7年度の新規分には43件の応募があった。テムザックの課題名は「小型で操作性の良い無人走行放水ロボットの研究開発」。消防庁の資料では、小型で操作性を高めた安価なロボットを開発するとしている。

きっかけは能登の大規模火災

令和6年能登半島地震に伴う輪島市の大規模火災では、津波警報が出ていた。浸水が想定される区域で、どう消火を続けるかが課題になった。消防庁はこれを受けてテーマを設け、無人走行放水ロボット1件と消火用ドローン3件を採択した。

テムザックによると、福岡県の宗像市と福津市は、沿岸の住宅街の道幅が狭い。大型の消防車両が入りにくい場所がある。このため宗像地区消防本部と組んで開発を進めている。テムザックは、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに災害救助ロボットの開発を始めた会社でもある。

かんたんに言うと「ホースを抱え続ける役」をロボットに

このロボットは、放水ホースを長時間抱える役目を、人の代わりに受け持つ。大きさは全高1.5m、全幅1.0m、全長1.7m。重さはホースボックス込みで460kgある。4輪で走り、カメラを5台積む。操作は無線のコントローラーで、ローカルWi-Fi(その場だけの無線の通信網)を使う。

狭い脇道に入れる大きさだが、どの向きに放水しても水の勢いに負けない重さと足回りを持つ。主な特徴は次の3つだ。

  • 放水銃(水を勢いよく飛ばす筒先)が上下左右に首を振り、一定の角度を往復して水をまく
  • 複数のホースを積んだ箱(ホースボックス)を載せ、ホースを後ろにつないだまま走れる。隊員が放水地点まで付き添ってホースをつなぐ必要はない
  • 火の熱で自分が壊れないよう、自分の体にも水を吹きかける「自衛噴霧」を備える

テムザックによると、その間に隊員は救助や誘導に専念できる。

この先の予定

今年度は宗像地区消防本部と開発を進め、導入できる水準に高める。試験導入で実際の消火活動を経たうえで、2年後の本格稼働を目指す。販売の時期や価格は発表されていない。

その先は、「フィジカルAI」(体を動かして現実の世界で働くAI)などを載せる計画だ。隊員が口頭で指示すると、ロボットが自律的に消火する姿を目指す。複数台で延焼を食い止める線を保つ使い方や、現場の経験から放水の角度などを身につけることも挙げている。

まとめ

テムザックの試作機は、隊員が入れない火事の現場で、遠隔で水をかけ続けるためのロボットだ。今年度は消防本部と開発を進め、2年後の本格稼働を目指す。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月24日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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