Notion 3.8を発表、AIに仕事の手順を共有し外部ツール連携を強化
NotionはNotion 3.8を発表した。外部のAIを接続し、文書やタスク管理を更新できるとしている。仕事の進め方を共有するSkillsや、接続・変更履歴の管理も強化。日本での提供は発表されていない。
SaaS- ●Notion 3.8で外部のAIとの連携を強化
- ●SkillsでAIに仕事の進め方を共有できる
- ●接続の管理と変更履歴の確認機能も強化
Notionで文書や仕事を管理する人にとって、AIへの手順の共有や変更内容の確認に関わる更新だ。
仕事の手順と外部ツールの情報をAIに渡すことで、業務の自動化を進めやすくなる可能性がある。
Notionは2026年10月13日付でNotion 3.8を発表した。AIエージェント(指示に沿って作業を進めるAI)との連携を広げ、仕事の手順の共有や、接続と変更履歴の管理を強化した。
何が発表されたのか
今回の更新は、Notionと外部のAIや業務ツールとの接続が柱だ。Notionによると、MCP(AIと外部ツールをつなぐ仕組み)に対応した外部エージェントを接続できる。接続したエージェントは、文書やタスク管理を更新できるとしている。
接続を管理する機能も加わった。管理者は、AIツールを接続した人と最終利用時を確認できるという。他の接続に影響を与えず、特定の人のアクセスだけを取り消せるとしている。接続先を検証済みツールや指定ツールに限定する管理にも対応した。
ページとデータベース(情報を項目ごとに整理する仕組み)の変更履歴も刷新した。編集箇所と変更者を表示する。Notionによると、人とエージェントによる変更を確認し、過去の版に戻せる。
さらに、データベースに列単位のアクセス権限を追加した。人やエージェントごとに、列の閲覧・編集権限を管理できるとしている。接続の許可だけでなく、扱える情報の範囲も設定する機能だ。
かんたんに言うと
外部ツールとの接続が仕事道具を渡すことなら、Skillsは作業の手順書を渡すことに当たる。NotionはSkillsを、エージェントに仕事の進め方を教える手段と説明している。
Notionによると、SkillsはNotion上で作成・共有・更新できる。ChatGPTやClaudeなどとの同期にも対応するという。手順を記す場所と、それを使うAIをつなぐ仕組みだ。
連携先の情報を取り込む同期データベースも再構築した。まずGitHub、Jira、Salesforceに対応する。Notionによると、取り込んだデータにも独自の項目や表示、自動処理を設定できる。各同期の稼働状況を示す表示も追加された。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。今回の資料には、日本で利用できるか、提供時期、日本の価格、日本語への対応についての記載はない。
まとめ
Notion 3.8は、AIに情報や手順を渡す機能と、その利用を管理する機能を組み合わせた更新だ。文書の変更履歴や列ごとの権限も、AIとの共同作業に関わる。
仕事の進め方を共有し、操作できる範囲を管理することで、業務の自動化を進めやすくなる可能性がある。日本での利用条件については、別途案内の確認が必要だ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月14日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。