Microsoft、エクスプローラーのOneDrive向けCopilot操作を削除
Microsoftは、エクスプローラーの右クリックメニューからOneDriveのCopilot操作を削除する。要約やファイル比較などが対象だが、「Ask Copilot」などの入口は引き続き利用できるとしている。
IT- ●Microsoftが右クリックのOneDrive向け操作を削除
- ●要約、ファイル比較、画像の説明や文字抽出などが対象
- ●「Ask Copilot」や別の入口は引き続き利用可能
エクスプローラーでOneDriveファイルの要約や比較を使う人は、操作の入口が変わる。
削除は全世界で2026年11月中旬に始まり、2026年12月上旬までに完了する見込みだ。
Microsoftは2026年10月19日付の発表で、エクスプローラーの右クリックメニューからOneDriveのCopilot操作を削除すると明らかにした。対象は、エクスプローラーでOneDriveファイルにCopilotを使う利用者だ。
何が削除されるのか
OneDriveはファイルを保存するサービスで、Copilotは人工知能による支援機能だ。今回の変更は、ファイルを右クリックしたときに表示される操作に関するものだ。
削除対象には、要約、FAQ作成(よくある質問と回答の作成)、ファイル比較、質問が含まれる。画像の説明、複数画像の説明、画像比較、文字抽出も対象だ。文章を扱う操作だけでなく、画像を扱う操作も含まれている。
ただし、Copilotを使う入口がすべてなくなるわけではない。Microsoftによると、右クリックの「Ask Copilot」は引き続き利用できる。
かんたんに言うと、専用の入口を整理する変更
今回の変更は、窓口に並ぶ「要約」「比較」などの専用受付がなくなっても、相談用の受付は残る、と考えると分かりやすい。個別の操作が削除されることと、ファイルについてCopilotに相談する入口がなくなることは別だ。
Microsoftによると、ホームでファイルにカーソルを重ね、Copilotアイコンから利用する方法も残る。「Ask Copilot」とこのアイコンからは、ファイルを添えた新しいCopilot会話が開くとしている。
ファイルは会話の参照として添付され、既存の権限や保護は維持されるという。また、OneDriveアクティビティセンターという操作画面では、Copilotの各操作が引き続き提供される。
日本ではどうなるのか
削除は全世界が対象とされている。一方、日本での提供は発表されていない。資料には、日本向けの個別の日程や、日本語への対応についての記載はない。
Microsoftは、この変更に伴う管理者の作業は不要としている。ただし、利用者への周知は推奨している。削除対象の操作を扱っている研修・サポート資料についても、更新を勧めている。
まとめ
削除は2026年11月中旬に始まり、2026年12月上旬までに完了する見込みだ。右クリックから要約や比較を選んでいた利用者は、残る入口を確認することが変更への備えとなる。
今回の発表で重要なのは、個別操作の削除と、引き続き使える入口を分けて捉えることだ。職場で操作を案内している場合は、研修・サポート資料の見直しが進みそうだ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。