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米ConnectWiseのバックアップに侵入、2,250超の組織のMicrosoft 365が狙われる 中国系グループがAIの道具で

IT管理ソフトの米ConnectWiseは、Microsoft 365のデータを守るバックアップのサービス「Cloud Backup」で、アプリの認証情報が不正に使われたと知らせている。Microsoftは10月21日、中国の国家と足並みをそろえるグループが、AIの道具を使って2,250を超える組織の環境に入ろうとしたと発表した。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月23日 12:25・ 読了 約3分
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IT
画像: 画像生成AIで作成したイメージ(TECHNOVA編集部)
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●米ConnectWiseのバックアップのサービスで、アプリの認証情報が不正に使われた
  • ●Microsoftは中国系のグループとし、2,250超の組織への侵入の試みを確認
  • ●AIで攻撃を自動化。3時間足らずで管理者の権限を得た例もある
じぶんごと

ConnectWiseのCloud Backup(旧SkyKick)を使う会社や、IT管理を外に任せている会社は、Microsoft 365に見覚えのないアプリや権限、ログインが無いかを確かめたい。

この先どうなる

ConnectWiseは、週末までに安全の確認を終え、来週はじめにバックアップからの復元の手段を戻す見込みとしている。調査と監視は続けている。

米国のIT管理ソフトの会社ConnectWiseは、2026年10月16日から、クラウドのバックアップのサービス「Cloud Backup」(旧SkyKick)への不正アクセスについて、公式の注意喚起を出し続けている。サービスに関わるアプリの認証情報(ほかのシステムに入るための鍵のような情報)が、不正に使われたという。米Microsoftは10月21日、中国の国家と足並みをそろえるグループ「Storm-0940」の仕業だとする調査を公表した。

何が起きたのか

Cloud Backupは、企業のMicrosoft 365のデータをバックアップするサービスだ。ConnectWiseによると、10月14日に問題を見つけ、社内外で調査と対応を始めた。Cloud Backupと、これとつながる「SaaS Security」「Cloud Management」を止めている。

ConnectWiseは、サービスを止めたこと自体は、利用者の環境が侵入されたことを意味しないとしている。保管しているバックアップは暗号化して切り離してあり、侵された形跡は無い。ほかの製品やサービスに影響が出ている兆候も無いという。10月21日から段階を追って復旧を始め、23日の更新では、週末までに安全の確認を終える見込みだとした。

Microsoftの調査

Microsoftによると、Storm-0940は2021年から活動するグループだ。ConnectWiseのクラウドのアプリの身元を握り、その認証情報を使って顧客の環境に入ろうとした。対象は、複数の企業が共有して使う「マルチテナント」のアプリだ。

攻撃者は、2,250を超えるテナント(Microsoft 365の組織ごとの環境)へのサインインを試みた。多くは失敗したが、短い時間で、多くの組織に管理者の権限で居座ることに成功したという。狙いを付けてから管理者の権限を得るまで、3時間足らずだった例が複数あった。

攻撃には、誰でも入手できる「ARTEX」という道具を使った。本来はペネトレーションテスト(侵入を試して弱点を探す検査)のための仕組みで、AIの複数のエージェントが、偵察からデータの持ち出しまでを、人の手をあまり借りずに進める。Microsoftによると、このグループは9月から同じ道具で、航空宇宙・防衛、エネルギー、金融、政府、法律、製造、半導体、技術などの組織を狙っていた。ほかの地域の攻撃者も、同じ道具を使い始めているという。

かんたんに言うと

多くの会社は、IT機器やクラウドの管理を「MSP」と呼ばれる専門の会社に任せている。ConnectWiseは、そのMSP向けの道具を作る会社だ。ConnectWiseは、国家の後ろ盾のある攻撃者が、ソフトウェアのつながり(サプライチェーン)を狙うようになっていると説明する。信頼された1つのつながりから、多くの組織への扉が開くからだ。

利用者がすること

ConnectWiseとMicrosoftは、利用者に次のことを求めている。

  • 影響を受けたアプリの接続は、ConnectWiseが手順を出すまで止めたままにする
  • 自社と、管理を任されている顧客のMicrosoft 365の環境を、1つずつ調べる。サインインと監査の記録、登録されたアプリ、資格情報、権限に、不正な変更や居座る仕組みが無いかを確かめる
  • 最初の対応でアプリを消さない。設定と証拠を先に残す(Microsoft)
  • 少なくとも10月15日以降の記録を調べる(Microsoft)

ConnectWiseは、調べ方の手引きと、技術向けの説明会を用意している。

日本ではどうなるのか

Microsoftの報告は、日本を狙われた地域として挙げていない。日本に触れているのは、ARTEXの画面を日本語にも切り替えられる、という点だけだ。日本でCloud Backupを使う会社が影響を受けたかは、発表からは分からない。

まとめ

IT管理の会社のクラウドのサービスが入り口になり、その先にある多くの組織が狙われた。攻撃はAIの道具で自動化され、速く進んだ。ConnectWiseのサービスを使う会社は、接続を止めたまま、自社のMicrosoft 365の環境を確かめたい。

機能・料金の形・似たサービスは、姉妹サイト「サービス・システム大全」で比べられます。

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TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

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