県境を30秒で描いて6段階で採点 無料のブラウザゲーム「県境王」、プレイ220万回超
地形だけが描かれた日本地図に、お題の県の県境を30秒で描き込んで採点を受けるブラウザゲーム「県境王」が遊ばれている。プレイ回数は220万回を超えた。結果はS〜Eの6段階。無料・登録なしで、スマホでも遊べる。
IT- ●地形だけの日本地図に、お題の県境を30秒で描く
- ●描いた線の正確さで、S〜Eの6段階のランクが出る
- ●無料・登録なしで、スマホやPCのブラウザで遊べる
地元や旅先の県境を、地図を見ずにどこまで描けるか。スマホのブラウザで30秒あれば試せる。描いた線や得点はサーバーに送られない。
作者は、市区町村の境界やアメリカの州境を描く版も公開している。プレイ回数は増え続けていて、10月23日午前の時点で220万回を超えた(やり直しを含む)。
日本地図に県境を描き込み、その正確さを採点してもらうブラウザゲーム「県境王」が遊ばれている。作者の「KSKだぜGAMES」は10月15日、Xで「県境を上手に描くゲームを作りました」「常識力が試されます」と紹介した。公式サイトに出ているプレイ回数(遊び始めた回数と、やり直した回数の合計)は、10月23日午前の時点で2,236,861回になった。
どんなゲームなのか
県境王は、作者のゲームのサイト「KSKだぜGAMES」で公開されている。地図に出るのは、土地の高さを色で塗り分けた地形と湖が中心だ。県境の線も、道路や駅、町の名前も出ない。
スタートを押すと、お題の都府県が1つ選ばれる。30秒のうちに、その県のまわりの境目を地図の上に描く。海岸線や離島は描かなくてよい。海の上の線は採点されないので、となりの県との境目だけを描けばいい。出題は全国からのほか、東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の地方ごとにも選べる。スマホでは2本指で地図を広げられる。
採点はS〜Eの6段階
採点は「線の正確さ」「県境の網羅度」「余分な線の少なさ」で決まり、100,000点満点だ。説明には、一部だけ近くても高得点にはならないとある。どこまでのずれを許すかは「やさしい」(20km)、「ふつう」(4km)、「厳密」(2km)から選べる。
結果はS〜Eの6段階のランクと、ひとひねりした称号で出る。たとえば〇〇県なら、上から「〇〇県境王」「名誉〇〇県人」「〇〇県人レベル」「〇〇県の解像度が低い」「〇〇県人の風上にも置けない」「出禁」だ。結果の文章はコピーして、SNSに投稿できる。
かんたんに言うと
学校で使う白地図に、県の形を書き込むテストに近い。ただし手がかりは、山の高さの色分けと湖しかない。ふだん地図アプリで見ている県の形を、地形だけでどこまで思い出せるかが試される。
地図はどこから来ているのか
地形は国土地理院の「色別標高図」をもとにしている。県境と海岸の形は、国土交通省の国土数値情報「行政区域データ」2025年版を、ゲーム向けに簡単にしたものだ。湖は国土数値情報の「湖沼データ」から、556の湖沼・貯水池を表示する。地図には元のデータ由来の誤差やゲーム用の簡略化があり、測量や法的な境界の確定には使えない、と注意書きがある。
無料で、登録はいらない
サイトの説明によると、アプリのインストールや会員登録はいらず、掲載ゲームは無料で遊べる。スマートフォンやPCのブラウザで動く。出題と採点は端末の中で処理し、描いた線や得点、名前は集計のサーバーに送らないとしている。プレイ動画の投稿や実況配信もしてよいと書かれている。
同じ作者は、都道府県を選んで市区町村の境界を描く「市区町村境王」や、アメリカ本土48州の州境を描く「State Line King」も公開している。
まとめ
県境王は、地形だけを手がかりに30秒で県境を描く無料のゲームだ。結果は6段階のランクで、自分の地元の県で「出禁」にならないか試したくなる。地図アプリに頼りがちな今、自分の住む土地の形を見直すきっかけにもなりそうだ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月23日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。