Google、Androidの地震速報を98から200超の国・地域に拡大
GoogleがAndroidの地震速報を98の国・地域から200超の国・地域へ拡大した。携帯端末を使って地震を検知し、揺れに応じた3種類の通知を届ける仕組みだ。日本での提供は発表されていない。
IT- ●Googleが地震速報を200超の国・地域へ拡大
- ●揺れに応じた3種類の通知で、身を守る行動を案内
- ●日本での提供は発表されていない
提供地域のAndroid利用者にとって、地震の際に届く通知と行動の案内に関わる発表だ。
Googleは今後数カ月で、通知に揺れを検知した範囲の地図や推定マグニチュードを加える予定だ。
Googleは2026年10月15日付で、Androidの地震速報の提供地域拡大を発表した。対象を98の国・地域から200超の国・地域に広げ、新たな提供先にはパナマやグアテマラが含まれる。
何が発表されたのか
今回の発表は、Android利用者に地震の通知を届ける仕組みの提供地域を広げるものだ。Googleによると、携帯端末を使う地震検知網によって、早期の警告を届ける仕組みだという。
Googleは、2021年の開始以来、地震の通知を10億件超送ったとしている。これは送られた通知の件数だ。
提供地域のAndroid利用者には、揺れに応じて3種類の通知が届くという。地震を知らせるだけでなく、備えや身を守る行動を促す内容も含まれる。
かんたんに言うと、揺れに応じた3種類のお知らせ
仕組みを身近なたとえで捉えるなら、携帯端末を使った「見張り網」と、状況に応じて内容を変える「お知らせ」の組み合わせだ。Googleによると、通知は次のように分かれている。
- 「Be Aware」は、弱い揺れが予測されるときに、近くの地震を知らせる通知だ。
- 「Be Ready」は、より強い揺れに備えて、行動の準備を促す通知だ。
- 「Take Action」は、中程度から強い揺れに向けた全画面通知だ。身を守るための行動を案内する。
同じ地震の通知でも、近くで地震があったと知るためのものと、行動を促すものがある。通知名だけでなく、それぞれが何を伝えるものかが今回の発表のポイントだ。
日本では
日本での提供は発表されていない。今回の資料には、日本で使えるか、提供時期、日本語への対応に関する記載がない。
200超の国・地域への拡大は発表されているが、その説明だけで日本が対象に含まれるとは判断できない。
まとめ
Googleは、携帯端末を使う地震速報の提供先を広げた。通知を受け取る側にとっては、揺れに応じて知らせ方や案内内容が異なる点が重要だ。
今後数カ月では、「Be Ready」の表示情報を充実させる予定だ。更新後は、揺れを検知した範囲を示す地図や、地震の規模を示す推定マグニチュードを表示する予定だという。取るべき行動や、地震の追加情報を見るボタンも加える予定だ。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。