サムスンが紛失防止タグ「Galaxy SmartTag3」発表 初めてiOSにも対応
サムスン電子は2026年9月30日、持ち物に付けて場所を探せるタグ「Samsung Galaxy SmartTag3」を発表した。シリーズで初めてiOSの機器に対応し、電池は標準の使い方で最大550日もつ。日本での発売日は発表されていない。
- ●持ち物の場所を探せるタグの新型。体積は約35%小さくなった
- ●シリーズで初めて、AndroidとiOSの両方の機器に対応した
- ●10月7日に韓国で先行発売。日本での発売日は発表されていない
鍵やかばんをよく探す人に関係する。AndroidとiOS(iPhoneなど)が混ざる家族でも、主な機能を一緒に使える。
韓国、米国の順に発売し、ほかの市場は2027年以降に順次の予定。日本での発売が発表されるかが次の注目点だ。
サムスン電子(韓国本社)は2026年9月30日、「Samsung Galaxy SmartTag3」を発表した。持ち物に付けて場所を探せる小型のタグだ。日本語の発表文は、Samsung Newsroom 日本に載っている。
何が発表されたのか
SmartTagは、鍵やかばん、スーツケースなどに付けておき、スマートフォンから場所を探すための機器だ。発表文は「コンパクトトラッカー」と呼んでいる。新型の主な特徴は次のとおり。
- 小さく軽い: 従来モデルと比べて、体積が約35%、重さが約33%減った
- 使える機器が増えた: シリーズで初めて、Androidの機器とiOSの機器(iPhoneなど)の両方に対応する
- 電池が長くもつ: 標準の使い方で最大550日、節電モードで最大790日
- 遠くから探せる: 最大60m離れた場所から距離と方向を案内する。従来モデルの約3倍の距離だ
水とほこりへの強さはIP67等級。色はホワイトとブラックの2色だ。
かんたんに言うと
タグは、無線を使って自分の居場所を知らせる。持ち主のスマートフォンから離れても、ネットワークに参加しているほかのGalaxyが見つけ役になり、位置の情報を更新する。サムスンによると、この「Galaxyネットワーク」には世界で9億台以上のGalaxyが参加している。
たとえるなら、落とし物を見かけた人が、場所だけをそっと知らせてくれる仕組みだ。位置の情報は暗号化される。
探すときは「コンパスビュー」という画面が、タグまでの距離と方向を示す。これにはBluetooth 6.0の「チャネルサウンディング」(電波で距離を測る技術)を使う。さらに近づくと、超広帯域無線(UWB、近い距離を細かく測れる無線)がより高い精度で場所を示す。
新機能の「スポットの通知」は、決めた範囲にタグが入ったときや出たときに知らせる。発表文は、ペットが庭から出たときや、自転車がいつもの場所から動いたときを例に挙げている。
気をつけたい点
英語版の発表文の注記によると、iOSではコンパスビューや置き忘れアラートなど、一部の機能が使えない。最大60mの案内に対応するのは一部のGalaxyだけで、間に障害物がない場合の数字だ。電池の日数は、付属のボタン電池(CR2032)を使ったサムスンの社内試験にもとづく。使える機能は、国や地域、機種によって変わる。
日本ではどうなるのか
発売は10月7日の韓国が最初で、その後に米国が続く。そのほかの市場は、2027年以降に順次発売する予定とされている。日本での発売日と価格は発表されていない。
まとめ
小さく、電池が長くもち、iOSの機器でも使えるようになったのが今回の要点だ。ただし、使える機能は機種や地域で変わる。日本での発売が発表されたら、対応する機能をあらためて確かめたい。