ASUS JAPAN、制作向け4K有機ELモニター2機種を順次発売へ
ASUS JAPANが、31.5インチの4K有機ELモニター2機種を発表した。映像制作現場向けと日常的な制作環境向けで機能が異なる。日本では2026年10月9日より順次発売する予定だ。
- ●ASUS JAPANが制作向け4Kモニター2機種を発表
- ●PA32USDは色を測る機器を内蔵し、映像制作現場向け
- ●PA329CDVはケーブル1本で映像転送と給電に対応
映像や画像を制作する人にとって、色の調整やパソコンとの接続方法を選ぶ際に関わる新製品だ。
2026年10月9日より順次発売予定で、制作環境に合わせたモニター選びの選択肢が増えそうだ。
ASUS JAPANは2026年10月7日、クリエイター向けブランドProArtのモニター2機種を発表した。日本では2026年10月9日より順次発売する予定だ。
制作現場向けと日常の制作向け
新製品はProArt Display OLED PA32USDとProArt Display OLED PA329CDVだ。ともに31.5インチで、解像度3,840×2,160の4K QD-OLED(有機ELの一種)を搭載する。
PA32USDは映像制作現場向けのモデルだ。色を測定する電動フリップ式カラーメーターを内蔵する。ASUSによると、追加ソフトなしで色調整を実行・予約できる。
放送・映像制作現場で使われる12G-SDI端子を2基備える。これは映像を入力するための接続口だ。同社によると、カメラから最大4K/60Hzの非圧縮映像を入力できる。映像データを圧縮せず受け取れるということだ。
PA329CDVは日常的な制作環境向けだ。工場出荷時に色調整を済ませている。ASUSによると、M Model-P3モードはMacとの色表示の一致を図る機能だ。
かんたんに言うと、動き・色・配線に違い
リフレッシュレートとは、画面を描き直す頻度のことだ。パラパラ漫画で、絵をめくる速さにたとえられる。ASUSによると、PA32USDは最大240Hz表示に対応する。PA329CDVは最大120Hz表示だ。
色の調整では、PA32USDは画面の色を測る道具を内側に持つ構成だ。一方、PA329CDVは出荷時に調整されている。色を測定する機器の内蔵と、出荷時の調整がそれぞれの特徴だ。
PA329CDVには、配線や操作をまとめる機能もある。ASUSによると、USB-C(接続端子の規格)1本で映像・データ転送と最大96W給電が可能だ。映像を送る道と電力を送る道を、1本のケーブルにまとめるイメージである。
自動KVMは、キーボードやマウスを複数のパソコンで使い分ける機能だ。同社によると、1組のキーボードとマウスで2台のPCを操作できる。
日本では2026年10月9日より順次発売
販売先は全国の家電量販店とECサイト(ネット通販サイト)だ。2機種は2026年10月9日より順次発売する予定となっている。
PA32USDには、モニターフード、2種類のスタンド、金属製ハンドルが付属する。PA329CDVは、パネル表面に傷を防ぐアンチスクラッチフィルムを採用する。
まとめ
同じ画面サイズと解像度でも、用途や備える機能は異なる。PA32USDは色の測定や制作現場の映像入力に対応し、PA329CDVは日常の接続や操作をまとめる機能を備える。順次発売によって、制作環境に合わせた選択肢が増える可能性がある。