Google Sheetsに株価チャート追加、Excelとの受け渡しにも対応
Google Sheetsが、高値・安値・終値などをまとめて示す株価チャートに対応した。Googleによると、Excelとの間でもチャートを保持できる。個人のGoogleアカウント利用者も対象で、段階的に提供する。
- ●Google Sheetsが株価チャートに対応
- ●Googleによると、Excelとの間でもチャートを保持できる
- ●個人のGoogleアカウントも対象で、段階的に提供
株式や商品の価格を表で管理する人や、Excelの株価チャートをSheetsに移す人に関係する変更だ。
段階的な提供が進めば、価格の動きを図で確認する作業をSheets内でまとめやすくなる可能性がある。
Googleは2026年10月5日(現地時間)、Google Sheetsの株価チャート対応を発表した。価格の動きを図にする機能に加え、Excelとの間でチャートを保持できるとしている。
何が発表されたのか
新たな株価チャートは、HLC(各期間の高値・安値・終値を示す形式)と、OHLC(それらに始値を加えた形式)の2種類だ。期間ごとの複数の価格を、1つの記号にまとめて表示する。
高値は期間中の最も高い価格、安値は最も低い価格を指す。始値と終値は、その期間の最初と最後の価格だ。Googleによると、OHLCでは始値に対して終値が上がったか、下がったかを読み取れる。
利用者はチャートを作成し、表示を調整できるという。Googleは、株式や商品の価格追跡に活用できるとしている。過去の価格を使う評価モデル、つまり価格データをもとに評価する仕組みも用途に挙げている。
かんたんに言うと
価格の記録を、期間ごとの「要約カード」にするようなものだ。終値だけを並べるのではなく、その期間にどこまで上がり、どこまで下がったかも一緒に示す。OHLCなら、最初と最後の価格も同じ記号で確認できる。
もうひとつの変更は、ファイルを移す際のチャートの扱いだ。従来はExcelファイルをSheetsに取り込むと、株価チャートが失われていた。Googleによると、今回の対応でExcelとSheets間でもHLC・OHLCチャートを保持できる。
たとえるなら、価格を書き込んだ表だけでなく、その横に置いた図も一緒に受け渡すイメージだ。価格の表示機能と、作成済みの図を保つ機能の両方が今回のポイントとなる。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。日本向けの提供時期や、日本語への対応も資料には書かれていない。
発表全体の対象は、全Google Workspace顧客と個人のGoogleアカウント利用者だ。Google Workspaceは、仕事で使うGoogleのサービス群である。
提供時期の区分であるRapid Release向けは、2026年10月5日(現地時間)から段階的に提供する。Scheduled Release向けは、2026年10月22日(現地時間)から段階的に提供予定だ。どちらも機能が表示されるまで最大15日かかる。対象者全員に同時に表示されるわけではない。
まとめ
今回の変更は、複数の価格をまとめて示すことと、Excelとの間で図を保つことが中心だ。段階的な提供が進めば、価格の確認やファイルの受け渡しをSheetsで行いやすくなる可能性がある。ただし、日本での提供状況は今回の資料では確認できない。